大谷翔平の兄が名門チーム監督に就任! 都市対抗野球にも大谷旋風が吹き荒れる!?

トヨタ自動車東日本株式会社硬式野球部ニュースより
社会人野球・都市対抗にも「ドジャース旋風」が巻き起こりそうだ。

社会人野球・トヨタ自動車東日本は12月11日、来年1月から大谷龍太氏(36)が監督に就任すると発表した。ドジャース大谷翔平(30)の実兄である。

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「龍太氏は岩手県の前沢高校から水沢駒形野球倶楽部、四国アイランドリーグ・高知を経て、2012年からトヨタ自動車東日本でコーチ兼外野手としてプレー。’18年には都市対抗に出場しています。現役時代は強肩の右打ち外野手でした」(アマチュア野球担当記者)

社会人野球でトヨタ自動車と聞けば、愛知県豊田市を本拠地とし、元ヤクルトの古田敦也氏など大勢のプロ野球選手を輩出したあの名門を思い出す方も多いだろう。

しかし、今回龍太氏が監督を務めるのは関東自動車工業野球部をルーツとして、’12年にトヨタグループ2社との統合により、「トヨタ自動車東日本」となったチーム。本拠地は東北の岩手県だ。

大谷翔平がオフに兄と自主トレ?

「『関東』も名門でした。統合後の’18年には都市対抗にも出場。今も実力的には全国レベルです」(地元記者)

ちなみに、今夏の都市対抗では宮城県に本拠地を置くJR東日本東北が準優勝。そのチームに9月の社会人野球日本選手権東北地区最終予選で勝利したのがトヨタ自動車東日本で、プロ注目の渡部雅也内野手もいるほどだ。

また、東北には今秋のドラフト会議で6人の指名選手(育成込み)を輩出した富士大や東北福祉大、仙台大などの強豪校もあり、高校でも仙台育英が’22年夏の甲子園大会で優勝している。

「龍太氏が監督に就任したことで、弟との関係性も深まるはず。大谷家は父親も中学生の硬式クラブの監督を務めていて、今後、さらに好選手が集まってくるでしょう。地元ではオフに翔平が兄のいるグラウンドに顔を出し、自主トレをするかもと期待も広がっています」(同)

都市対抗の舞台は東京ドーム。来春は、その東京ドームでド軍の開幕戦が行われるが、兄弟でのドーム占拠となるか!?

「週刊実話」1月2日号より