大谷翔平“二刀流”復活間近か 来春の東京ドーム開幕投手の可能性も浮上

東京ドーム (C)週刊実話Web
大谷翔平(30)の二刀流復活は、ドジャースが発表した以上にハイペースで進められていた。

「来日したデーブ・ロバーツ監督(52)が、投手・大谷の復帰時期について質問され、開幕ローテーション入りに悲観的なコメントを発しました。復帰は、早くて来年のGWシーズン明け。球宴前後との見方が広まっていました」(現地記者)

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大谷自身も米全国紙USAトゥデーの単独インタビューで12月5日、右肘の回復具合について聞かれ、「So far、so good」(今のところ順調)と答えていたが、復帰時期に関しては「できるだけ早く」と、はぐらかしていた。

だが、実は大谷がその気になれば、“二刀流”復活は来季開幕戦でも可能なところまで回復していたのだ。

「米大リーグのウィンターミーティング中の12月9日(現時時間)、ドジャースのブランドン・ゴームズGMが会見に応じ、大谷のリハビリ具合についても語ってくれました。GMのコメントを聞いて、米国内では『開幕ローテーション入りも』の見方も強まっています」(同)

ゴームズGMは多くを語ろうとしなかったが、「今はもう投げ始めている。段階ごとに目標を設定し、そこに達したらまた次へという形」と説明した。

“二刀流”が日本で復活の可能性も

その場には日本の取材陣もいたが、「投げ始めている」というコメントについて、日本メディアは“まだリハビリの途中”としたが、メジャーリーグの先発投手の調整法を知り尽くした米メディアは“早期復活もある”と解釈した。

「メジャーリーグの先発投手は12月に投球練習を再開させます。開幕ロースターの当落ラインにいる投手も早めにピッチング練習を開始しますが、すでに投手としても実績のある大谷が慌てる必要はありません。この時期に投球練習を再開したということは、開幕に合わせての調整を始めているのでは」(同)

ゴームズGMは元メジャー投手の経歴も持つ。「12月の投球練習」が何を意味するのかも分かっているはずだ。

「現時点でのドジャースの開幕投手候補は山本由伸(26)です。山本と開幕投手を競わせるのか、または大事を取って意図的に大谷の調整を遅らせる選択肢もありますが…」(同)

“二刀流”の復活舞台が、来春の東京ドーム開幕カードになる可能性も出てきた。

「週刊実話」1月2日号より