夏の甲子園ついにドーム開催へ? NPB選手会の“夏季デーゲーム見直し案”が高野連に波及か

阪神甲子園球場 (C)週刊実話Web
プロ野球選手会が12月17日、近年の夏の猛暑を受け、夏季の屋外球場デーゲーム見直しを日本野球機構(NPB)に求めた。

同日のNPBと日本プロ野球選手会の事務折衝に出席した選手会長・会沢翼(広島東洋カープ)は、夏季の屋外球場デーゲームに関して、見直しを要望。 今年の夏は記録的な猛暑に加え、10月まで夏日が続く異常気象だったことから、来シーズンからは夏季の試合をナイトゲームにすることなどを提案した。

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会沢は「やっている立場の意見を話させていただいた」「12球団として考えてくれないかという話をさせていただいた」と明かし、NPB側の反応については「日程調整を含めて検討していただけると思います」と、前向きだったことをにじませている。

野球界では近年、高校野球における暑さ対策が議論を高めており、昨年の夏の甲子園で、5回終了時に10分間の休憩を行う「クーリングタイム」が導入された。今年の大会ではさらなる対策として、気温が高くなる時間を避けた午前と夕方の二部制が実施されている。 

検索サジェストには「高校野球 ドームでやれ」 

「高校野球をめぐってはここ数年、暑さ対策としてドーム開催やナイトゲーム化、開催季節の変更など、ファン・評論家から議論が沸騰している。今回の選手会の要望は、プロアマ問わず、球界で夏の暑さ対策が喫緊の課題だと示した」(スポーツ紙記者) 

高校野球を巡っては、球児の健康面に配慮し、ドーム開催を求める声がファンの間で主流になりつつある。検索サジェストにも「高校野球 ドーム なぜ」「高校野球 ドームでやれ」といった関連ワードが並んでいるほどだ。 

こうした意見は専門家の間でも高まっており、多くの元野球選手らがテレビ番組やYouTubeなどで指摘。元東京ヤクルトスワローズの今浪隆博氏も、自身のチャンネルで秋開催を提唱している。 

こうした流れの中、選手会がプロ野球での暑さ対策を求めたことで、高校野球界の動きもさらに加速していくことになるという。 

「『隗より始めよ』ではないですが、プロ組織であるNPBが夏季デーゲームの試合時間をズラす、ドーム限定にするといった対策を行えば、高野連も影響を受ける。二部制のさらなる細分化や、甲子園球場を捨ててドーム開催も現実味を帯びてくるだろう」(同) 

いずれにせよ、選手のことを考えた対策がとられることを願いたい。