ビール業界で、キリンビール『一番搾り糖質ゼロ』とサントリー『パーフェクトサントリービール』の〝糖質ゼロ〟を掲げるCM競争が展開されている。
「キリンはCMに唐沢寿明と吉瀬美智子を起用。対するサントリーは松嶋菜々子、吉田鋼太郎、お笑いコンビ『霜降り明星』の粗品の3人です。相方のせいやが起用されなかったのは、昨年の〝下半身スキャンダル〟が影響しているのではないか」（バラエティー番組スタッフ）
広告代理店幹部が続ける。
「タレントのマリエの枕営業告発騒動でトバッチリを受けた出川哲朗は、CM打ち切りまで危ぶまれたくらいですからね。今の時代、下ネタ不祥事を起こしたタレントが大手企業のCMに起用される可能性はゼロに等しい」
『霜降り明星』は2018年に『M－1グランプリ』で優勝して人気急上昇。現在、冠番組4本のほか、8本のレギュラー番組を持つ超売れっ子コンビだ。
「せいやのアクティブなボケに粗品がつっこむスタイル。粗品は俳優の小栗旬に似ていることから、ドラマにも引っ張りだこですよ」（お笑いライター）
吉本が文春提訴も大手企業のCMは難しい
コロナ感染拡大中の昨年5月、せいやがオンライン会議システム『Zoom』を使い、一般女性と会話中に下半身を露出したと『文春オンライン』が報じた。相手の女性は関西在住で、元医療関係者の30代人妻だった。
「女性は一昨年5月にファンとして、せいやのSNSにダイレクトメールを送ったが、この時は返事なし。昨年3月、再送信したところ返信があり、やり取りを重ねるようになったとされています。その後、昨年の緊急事態宣言時に流行していた〝Zoom飲み〟に誘われ、かなり酔っていたというせいやが下ネタを連発。さらに、下半身を露出して女性に自慰行為を見せつけたというのです」（芸能ライター）
『文春オンライン』の直撃に、せいやは「これ、ほんま、ハメられましたわ」「ハニートラップです」と主張。女性も服を脱いで盛り上がったと反論した。
この報道により、せいやは子ども向け番組『おはスタ』（テレビ東京系）の生出演を見合わせたが、その後、所属の吉本興業が文藝春秋に対し「プライバシーの侵害。名誉毀損」として法的手段に出た。
「実は下半身スキャンダルが報じられる前、せいやはアサヒビールの『スーパードライ』を飲むオンラインイベントに、粗品や元『乃木坂46』の白石麻衣らと参加していたのです。この流れでビールメーカーのCMに起用される可能性もあったのですが、今回のサントリーも粗品だけ。今後も大手企業のCMは難しいでしょうね」（同・ライター）
〝シモふり〟はええかげんいにせいや〜。
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