佐々木朗希メジャー移籍先は2択!? 同郷の先輩・大谷翔平を慕うか、憧れのダルビッシュ有と共闘か

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佐々木朗希(23)のメジャーリーグ交渉に異変が起きている。

米スポーツ専門局ESPNが、12月10日(現地時間)から始まったウィンターミーティングの注目選手として、佐々木を取り上げた。

「争奪戦になれば、やはりドジャース優勢」としながらも、「パドレス、レンジャーズ、カブス、レッドソックスも忘れてはならない。大谷翔平が渡米してきたとき、エンゼルスはノーマークだった。これまで名前の出ていなかった球団が…」と伝えていた。

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「佐々木とメジャー球団との交渉が10日から解禁され、代理人のジョエル・ウルフ氏は『すでに20球団以上から連絡が来ている』と明かしているものの、12月に入ってからはパドレス行きの可能性を報じるニュースが急激に増えてきました」(現地記者)

一時期は「ドジャース内定」ともいわれていたが、そこにパドレスが割って入ってきた背景にあるのは、大谷人気が理由だという。

「パドレスと契約すれば、憧れのダルビッシュ有と一緒にプレーできるだけでなく、日系のスポンサー収入を最大化できる。ドジャースに行けば、大谷と山本由伸がいる。多くの日系スポンサーがついたが、その多くは大谷目当てであり、山本自身が稼いだスポンサー収入はそれほど多くない。佐々木も大谷にのみ込まれる。大きな収入にはつながらない」

大谷翔平も佐々木朗希の動向に注目

これは、11月14日付の米スポーツサイト『ジ・アスレチックス』の記事でジム・ボーデン氏が発したもの。同氏はレッズ、ナショナルズでゼネラルマネジャーを経験しており、「複数の関係者から取材した」と、ドジャース優勢を否定したのだ。

この発言を機に、風向きが変わった。

「今季途中から千葉ロッテ入りしたダラス・カイケルの『動向が怪しい』とする米報道がいくつかありました。誰かの要望を聞き入れてドジャース行きをサポートした疑惑があるらしく、MLBは“ルール違反”が本当にあったのかどうか、調査しているそうです」(同)

また、パドレスは、緊縮政策で3年連続首位打者のルイス・アラエスの放出を検討しているという。

「大谷は郷里・岩手県の先輩にも当たります。ダルも面倒見がいいですが、大谷も佐々木のことを気に掛けています」(同)

こういう状況を聞くと、パドレスとの交渉も慎重に行わなければならない。ドジャースかパドレスか…。“佐々木争奪戦”は、一部で年越しまで続くとの見方もある。

「週刊実話」12月26日号より一部内容を変更