トランプ次期米大統領が仕掛ける「米中アヘン戦争」が年明け早々に開戦!

画像はAIで生成したイメージ
ドナルド・トランプ次期米大統領は、中国の習近平政権と戦う姿勢を明確にしている。

中国からの全輸入品に対する関税を引き上げる方針を表明。その背景にあるのが、中国製の原料を使った医療用の合成麻薬「フェンタニル」がアメリカに大量流入していること。「現代版のアヘン戦争」にもたとえられる麻薬戦争が米中で勃発しそうだ。

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トランプ政権が発足するのは来年1月20日だが、中国からの輸入品に10%の追加関税を課す方針を明らかにするなど、新政権は早くも動き出している。

狙いはアメリカで社会問題化している合成麻薬・フェンタニルの密輸阻止だ。

フェンタニルはモルヒネの鎮痛効果の100倍もあるとされ、がん患者などの苦痛緩和などに使われる。

ただ、幻覚症状などを引き起こすことからアメリカに大量に密輸入されたフェンタニルは、乱用者を増やしている現実がある。

「2022年に薬物の過剰摂取で約11万人が死亡しました。このうち約7割がフェンタニルなど麻薬性鎮痛剤が原因とされるなど、アメリカでは重大な社会問題となっています」(大手紙外信デスク)

トランプ氏は中国のほか、メキシコなどにも25%の関税をかける方針だ。

フェンタニルの原料が中国で生産、加工され、メキシコの犯罪組織を通じてアメリカに流入していることを問題視しているためだ。

すべての中国製品に関税を上乗せ

中国側は「中国は麻薬対策が最も厳格な国の一つ」として関与を否定しているが、トランプ氏は「対中強硬派」を要職に起用することを決め、関税を武器にした麻薬戦争を習政権に対して仕掛ける構えだ。

「現在のバイデン米政権はEV(電気自動車)や太陽電池など特定の品目について25〜100%の関税をかけています。トランプ政権では、ほぼすべての中国製品に関税が上乗せされることになります。さらには関税を60%に引き上げることも公約しており、中国の輸出産業は大打撃を受ける可能性もあります」(前出・大手紙外信デスク)

来年“1・20”が麻薬戦争の開戦Xデーだ。

「週刊実話」12月19日号より