『NHK紅白歌合戦』歴代“ワースト視聴率”濃厚?「間違いなく数字を落とす」存続が危ぶまれる状況に

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NHK紅白歌合戦が存続危機に見舞われている。

出場者発表の日程に合わせる形で『STARTO ENTERTAINMENT』社(以下、スタート社)所属タレントの新規起用を公表した。

昨年9月に旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題が発覚して以降、所属タレントの新規出演依頼を行わないという方針を事実上、解除したのだ。

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「NHKサイドは、紅白出演へのオファーに対し、二つ返事で快諾すると高をくくっていたんです。そのために、わざわざ旧ジャニーズ勢の新規雇用解禁というパフォーマンスを行ったわけですよ」(事情通)

ところが、ものの見事にNHKの目論見は打ち砕かれてしまう。

「当初は『Snow Man』一択だったんですが、その場で断られてしまった。焦った現場サイドは『Hey!Say!JUMP』や『King&Prince』までオファーしたのに、最終的に、スケジュール調整が難しいことを理由に拒絶されてしまったんです」(芸能プロ関係者)

昨年の紅白視聴率はワースト記録更新

スタート社によるまさかの意趣返しに、NHKは大混乱に陥ったという。

「昨年は44年ぶりに旧ジャニーズ事務所所属タレントの出演がゼロになった。代替え案としてK-POPグループなどが出場したが視聴率には繋がらなかった。昨年の紅白世帯平均視聴率の第1部が29%、第2部が31.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。これは紅白が放送されて以来のワースト記録更新です。第1部に至っては30%を下回ってしまった。これは危機的状況ですね」(テレビ関係者)

すでにNHKは、司会陣や出場歌手を公表済みだ。

「基本、K-POP勢頼みという構成です。今年、紅白司会2回目となる有吉弘行の評判も悪い。間違いなく、昨年よりも数字を落とすはずです」(前出・芸能プロ関係者)

仮に、ワースト記録を更新した場合だが…。

「紅白の制作費は5億円超え。莫大なお金を投じても国民から視聴される番組を制作できなかったということです。今後は報道局が枠を取りに来る。放送時間と制作費の縮小は避けられません」(前出・事情通)

紅白歌合戦の終わりの始まりだ…。

「週刊実話」12月19日号より