東山紀之“芸能界復帰”が旧ジャニーズ王国復権のカギ? 井ノ原快彦に「何もしていない」と憤りか

東山紀之 (C)週刊実話Web
最近、テレビ界に飛び交っているのが、芸能界を引退したはずの東山紀之(58)の復帰話だ。

すでに水面下では、一部のテレビ局からマネジメント業務を担う『STARTO ENTERTAINMENT』社(以下、スタート社)に対し、非公式の形で出演オファーが舞い込んでいる。

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「テレビ朝日やNHK、テレビ東京、時代劇専門チャンネルからの打診です。テレ朝は情報番組、NHKとテレ東、時代劇専門はドラマのオファーです。まだ口頭レベルのようですが、出演の可否やスケジュールなど具体的な話が出ています」(民放関係者)

現在、東山は恩師であったジャニー喜多川氏(享年87)が起こした性加害事件の被害者らに対する補償業務を専門に担う『SMILE-UP.』社(以下、SMILE社)の社長を務めているが、多忙な業務に追われているかと思いきや、意外にも時間を持て余し気味という。

SMILE社は、10月31日の段階で被害者救済委員会から認定された補償通知者538名のうち、すでに524名(約97%)から補償内容に対し同意を得て、511名(約95%)に対しては補償金支払いを終えたことを公表済みだ。

「補償金は200〜2000万円程度です。一部、『ジャニーズ性加害問題当事者の会』元副代表の石丸志門氏のように、数億円という金額を求められたケースは、司法の場で決着を図ることになる。結果、SMILE社の役割は、ほぼ終了したと言ってもいい」(芸能プロ関係者)

東山紀之がNHKとの調整役に?

そうした中でガ然、現実味を帯びてきたのが今回の東山復帰話だった。

実は、期待しているのはテレビ局だけではない。

内部からも復帰への声が高まっている。

「熱望するのは、地に堕ちたといっても過言ではない旧ジャニーズ王国の復権です」(制作事情通)

その中でも一刻を争うのがNHKとの関係修復だ。

「10月20日にNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』が放送されたことで物議を醸し、紅白歌合戦の出演オファーを受けても見送ったことから、かつての蜜月関係を復活するのは不可能な状態になっている。そこでNHKのドラマ『大岡越前』などで太いパイプがある東山に、調整役を担って欲しいわけです」(NHK制作関係者)

そもそも、当の東山本人に芸能界復帰の意思はあるのだろうか。

「色気はありますね。中でも、スタート社の取締役CMOでタレント業も兼任する井ノ原快彦(48)に羨望とイラ立ちを感じているようです。スタート社の凋落に対し、『井ノ原が何もしていない』と憤っているといい、だったら俺が仕切った方が早いと決断したそうです」(前出・民放幹部)

芸能活動スタート間近?

「週刊実話」12月19日号より