『海に眠るダイヤモンド』低視聴率の原因は“曜日”にあり? 日曜放送のドラマがワースト視聴率を相次いで更新か

神木隆之介 (C)週刊実話Web
今期ドラマのほとんどが終盤に差し掛かっているが、視聴率で苦戦している作品が多い。

中でも、低視聴率だと話題になっているのが、神木隆之介主演の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)だ。

11月24日に放送された第5話は、平均視聴率で世帯7.4%、個人4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。このままだと、日曜劇場の歴代ワースト記録を塗り替えそうだ。

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「出演者が豪華だし、ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)や映画『ラストマイル』を制作したスタッフが手掛けるとあって前評判は高かった。ところが、現在と過去を行き来するストーリーが非常に分かりづらく、気軽にドラマを視聴したい層が離れてしまったのでは。第5話で、これまで最大の謎だった老婦人・いづみの過去が明らかとなってしまったので、さらに視聴率が低下するかもしれません。ちなみに日曜劇場の歴代ワースト記録は2014年放送の『ごめんね青春!』で、全話の平均視聴率が7.7%でした」(スポーツ紙記者)

『マイダイアリー』と『若草物語』も散々…

不名誉な記録を更新しそうな『海に眠るダイヤモンド』だが、さらに不調なのが清原果耶主演の『マイダイアリー』(ABCテレビ・テレビ朝日系)だ。

「このドラマはなんと、テレビ東京を除く民放GP帯の連ドラの史上ワースト視聴率を更新するかもしれないと騒がれているんです。社会人になったヒロインが、大学生時代を振り返るというストーリーだが、事件は起こらず、起伏も何もない。視聴率2~3%台をウロウロしています」(民放関係者)

同じく危険水域なのが、堀田真由主演の『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』(テレビ朝日系)。こちらは視聴率3~4%台を推移しており、「つまらない」と悪評が立っている。

実は、この3作品はすべて日曜に放送されている。

記録的な低視聴率となっているのは、“曜日”に原因があるのかもしれないとキー局の編成担当が明かす。

「『マイダイアリー』と『若草物語』は、日曜に放送して失敗した例でしょう。両ドラマの枠は、主婦層やOLなど女性にターゲットを絞っており、大人しい作品が放送されがち。見逃し配信が普及する中、わざわざ日曜の夜に視聴したいドラマではないということ。日曜劇場は十分に高視聴率を狙える枠だが、『海に眠るダイヤモンド』を見るにそれも内容によりけりのようです」

翌日から仕事の人も多い日曜夜だけに、よっぽど魅力的なドラマでなければリアタイ視聴してもらえないのかもしれない。