台湾に完封惨敗の侍ジャパンに追い打ち 楽天・辰己涼介ほか日本選手の“傲慢さ”が国内外で物議

東京ドーム (C)週刊実話Web
プレミア12で準優勝に終わった侍ジャパンの一部選手が、その傲慢さから失望と嘲笑的になっている。

とりわけ強く非難されているのは、東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介だ。

同大会の侍ジャパンは、予選から要所要所で点を取る王者の風格を見せ、全勝のまま決勝の台湾戦を迎える。2019年大会以降、オリンピックやWBCも挟んで国際大会27連勝という圧倒的な強さに、国民の多くは優勝を信じてやまなかった。

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選手もこれを感じていたのか、試合前、辰己はスポーツ紙の取材に対し、「負けたらピッチャー転向します」と発言。 

試合前の円陣でも「どうも、未来から来ました」「答え言っていいですか? 優勝しています」「なので、道中に先制されようが、逆転されようが、気にしなくて大丈夫です。焦ることなく、自分が出せる力をみなさんが出し切って下さい。優勝おめでとう!」といった発言を連発した。 

この様子は、侍ジャパン公式X・インスタグラムにもアップされ、「傲慢だ」「台湾に失礼」などと物議を醸し、結果、大口を叩きながら1点も取れず、0-4で惨敗したことで批判はピークに達する。 

そして試合後には「辰己涼介」「投手転向」など、関連ワードがXのトレンドに入った。 

台湾ファンも苦言「不愉快でした」「できなかったら切腹」 

一連の辰己の発言は、台湾本土でも話題に。現地のニュースサイトで発言が報じられた

そして、野球ファンが集う海外の掲示板には、繁体字で「世界は日本人2人目の二刀流選手を目撃しようとしています!」「昔の日本人は、できなかったら切腹してたんですけど…」「口が悪いことがもたらす結果」「黙るのが一番です、ちょっと不愉快でしたね」といった反応が相次いだ。 

一方で、あまりにも辰己の態度が悪いために相対的に評価が上がったのが、北海道日本ハムファイターズから選抜された清宮幸太郎だ。 

試合後、会場の東京ドームグラウンドで表彰式が行われたのだが、牧秀悟、大勢、小園海斗、高橋宏斗ら一部選手は、メダルを式終了まで待たずして首から外すのだった。 

それだけ優勝を信じてやまず、銀メダルが不服だったようだが、清宮はメダルをかけたまま式終了までグラウンドに残り、台湾の高国輝コーチと握手するなど健闘を称えた。 

スポーツ選手が負けず嫌いなことは大いに結構だが、その前に清宮のようなスポーツマンシップを見習ってほしいものだ。