新ヒロインの登場で、女子ゴルフ界がまた盛り上がりそうだ。
新型コロナウイルスの影響により、国内ツアーが直前になって中止になることも珍しくないゴルフ界。しかし、今季は「久々に忙しくなってうれしい!」という選手たちの声も聞かれるようになった。
「感染防止策を徹底し、どうにかツアーを連続開催しています。賞金ランキングにより、本来ならば出場できない若手選手にも、前々年の成績を加味する特例措置でチャンスが与えられています」(スポーツ紙記者)
確かに、無名選手が優勝争いに加わるケースが増えている。飛躍の端緒をつかんだ1人が、今年最初のメジャー大会『ワールドレディスチャンピオンシップ』(最終日5月9日)で優勝した西村優菜(20)だ。
その初々しさはもちろんのこと、西村は身長150センチと小柄で、いい意味でアスリートらしくないルックスでも注目を集めている。
アイドル的要素たっぷりの西村優菜
「〝シブコ〟こと渋野日向子(22)は、明るさと笑顔で人気を博しましたが、西村にはキュートで若いというアイドル的要素があります」(専門誌記者)
先のツアー大会では難しい高速グリーンの攻略が鍵だった。他の選手が崩れていく中、西村は逆にスコアを伸ばしていった。
「柔らかなシャフトを装着したパターで、毎朝練習しているそうです。ボールコントロールの技術だけではなく、勝負どころの集中力も培ったのでしょう」(同)
西村は韓国人プレーヤーのチョン・インジを目標としているそうだ。
「シブコは全英女子オープンなどビッグタイトルに挑戦し、結果を出して今日を築きました。インジも韓国からアジア圏へと少しずつステップアップし、2015年の全米女子オープンで初出場、初優勝の快挙を成し遂げている。同様に、西村も海外挑戦の夢を公言しています」(同)
優勝インタビューで母への感謝を伝えつつ、涙を見せた西村に、心を打たれたオジサンも多いだろう。渋野に続くヒロイン候補に注目が集まっている。
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