大掃除の依頼が殺到中! 清掃業者が驚愕するゴミ屋敷住人の7割が「女性」の意外なワケ

画像はAIで生成したイメージ
年末に向けてハウスクリーニングなど清掃業界は大忙しだが、足の踏み場もない汚部屋やゴミ屋敷の特殊清掃の依頼が増えている。

特に業者泣かせなのが、全国的に増加しているゴミ屋敷の清掃。2023年の環境省調査では過去5年間で確認されたゴミ屋敷は全国自治体で5224件あり、東京が最多の880件だという。

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そのうちの半数は行政の指導があったものの、残りは放置されている。

自治体が認識していないゴミ屋敷も多く、実態は数万件に上るとみられている。

「ゴミ屋敷は悪臭やネズミなどの公害も多く、独居老人よりも若い女性の比率が高いのです」(清掃業者)

都内のハウスクリーニング業者によると、ゴミ屋敷率トップの職種は看護師だという。

その他は一流企業のOLや弁護士、医師が多く、水商売や風俗嬢など多忙でストレスフルな職業が目立つ。

ゴミ屋敷の約7割が女性だともいわれている。

未婚率が生んだ現代病か

「外出時には服も着替えて化粧もしているので見た目では分かりにくいのですが、買い物依存症などの精神的な病を抱えているケースも多い」(精神科医)

部屋の中にはタグのついたままの服や食べ終わったプラごみなどが散乱。足の踏み場もないゴミの上で寝ている人も少なくないというから驚きだ。

「もともと片づけは苦手でしたが、仕事のストレスと疲れで床が見えないほどモノで埋まり、業者に片づけてもらっても部屋に誰も来ないのでまた床にモノを置いてしまい、気付けばゴミが部屋に散乱する、その繰り返しです」(30代女性看護師)

収集癖がある人や買い物依存症、孤独感の強い人に片づけられない傾向が高いともいわれている。

女性の未婚率の上昇に伴い、他人との関わりが薄れている社会がもたらした現代病なのかもしれない。

「週刊実話」12月5・12日号より