今年の流行語大賞は『50-50』に決まり?「大谷ハラスメント続くの確定やん」不安視する声も



ぜんぜん流行ってない野球用語が大賞に…

流行語をめぐっては昨年、38年ぶりの日本一を達成した阪神タイガースのスローガンである『アレ(A.R.E.)』が年間大賞を受賞。

2022年は史上8人目となる三冠王を獲得した東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆の二つ名である『村神様』、2021年は大谷の『リアル二刀流/ショータイム』と、3年連続で野球関連の用語が受賞している。

仮に、大谷の『50-50』が流行語大賞となれば、これで4年連続同ジャンルからの選出という、こちらも『新語・流行語大賞』史上初の事態となる。

「同賞は野球好きが選考委員を牛耳っており、長嶋茂雄やイチローなど、かねてから野球関連が頻繁に選出されていました。当時は野球が国民的娯楽で本当に流行っていたのですが、その後も野球にこだわるあまり、全く世相を反映しない賞になってしまいました」(文芸誌記者)

とりわけ反発が大きかったのは、『トリプルスリー』『神ってる』と2年連続で野球関連の用語が大賞になった2015・16年だ。

「これらは当時、『ラッスンゴレライの方が流行った』『PPAPがふさわしかった』『聞いたこともない』などと大炎上。批判に懲りたのか、その後しばらく野球が封印されていたのですが、21年には大谷が受賞しました。以降、昨年まで続けて野球関連が選ばれていますが、これらも『実際には流行っていない』とバッシングを浴びました」(同)

気になる『新語・流行語大賞』授賞式は12月2日に行われる。

《大谷ハラスメントを流行語大賞に》との皮肉も見られるが、それも結局、野球関連の用語ということになってしまうだろう。