「新世界の神となる」藤原竜也“18年越し”に夢かなう!? ドラマ『全領域異常解決室』にデスノートファンも夢中

藤原竜也 (C)週刊実話Web
水曜22時から放送されているドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)で、藤原竜也が“神”として現世に生まれ変わる展開に、往年の『デスノート』ファンが沸き立っている。

藤原が主演、広瀬アリスがヒロインを務める刑事ドラマ。現代の科学捜査では解明できない不可解な異常事件を取り扱う「全領域異常解決室」を舞台としている。

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藤原演じる興玉雅(おきたま・みやび)は、人から漏れ出す“悪意”と“善意”を見定めることができる≪興玉神(おきたまのかみ)≫という神様であることが判明。世界には神々の生まれ変わりが人間として生活していることが明らかにされた。

11月20日に放送された第7話では、広瀬演じる全決室長・雨野小夢も自身が≪天宇受売命(あめのうずめのみこと)≫だと悟る展開。実は4カ月前に、何者かによって「事戸渡し」を受けた雨野は“神”としての記憶をなくし、ただの人間になっていたが、雨野を信頼する興玉の提言によって、全決のメンバーに迎え入れられた過去が描かれた。

「第7話は過去編、いわば“エピソード0”のような内容。これまではベテラン刑事の藤原と新人刑事の広瀬のオーソドックスな刑事ドラマかと思われていたが、第6、7話で日本神話をモチーフにしたロー・ファンタジーにスケールアップ。藤原は、2006年公開の実写映画『デスノート』で主人公・夜神月を演じた際、『新世界の神となる』との名言を放っていましたが、その願いが18年越しにようやくかないましたね」(芸能ライター)

前評判を覆した『全領域異常解決室』

20日に発刊された各新聞社のテレビ欄には、『全領域異常解決室 「全てはここから始まった…夜の神の月」藤原竜也 広瀬アリス 小日向文世ほか』と、夜神月の文字があった。

もはや制作陣が話題性を狙っているのであろう。

藤原の“神化”で話題を呼び、第7話にエピソード0を持ってくる展開力に、ネット上では
《全領域異常解決室こと全決、普通に視聴率が256%はないと辻褄が合わない面白さ》
《脚本家が『7話から始まります!!』って言ってたけど、ちょっと面白さが段違いですね…》
など、大反響を呼んでいる。

「視聴率も、第2話では世帯平均4.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)と最低ラインでしたが、週を追うごとに4.5 %、4.9%、第6話では5.2%と右肩上がり。こうした盛り返すような推移は、よほど話題にならないと起こらない現象です。見逃し配信サービス『TVer』でも第1話時点でのお気に入り登録者数19.6万人から52.8万人増の72.4万人に爆増。すっかり前評判を覆しています」(同)

宣言通り、本当に神になってしまった藤原に、「デスノート」はもう必要なさそうだ。