旧ジャニーズ『紅白』2年連続不出場の裏でNHKとの関係悪化?“詫びなし”記事削除に「無責任」の声



NHK 『紅白』オファーは贖罪か?

「記事によると、男性は番組エンディングの募集を見てオーディションを受けたと説明しているが、番組で募集など行っていなかったことが判明。ほかにも、NHKの入館方法や被害に遭ったとするトイレの位置・間取りを説明できない、オーディション日時や練習内容が一致しないなど、虚偽申告の可能性が極めて高いとして、SMILE-UP.から『補償業務が存在しない』旨を確認する訴訟を起こされたと報じられています」(芸能ジャーナリスト)

これを受け、NHKは先日、当時のニュース記事をサイトから削除。しかし、削除したことの告知や、虚偽と思われる証言を取り上げたことへの謝罪などはなく、無責任だと批判を浴びている。

「NHKとしては、『1年間にわたって虚偽の証言に基づく報道をした可能性がある』という負い目がある。『紅白』出場オファーは、ある種の“罪滅ぼし”と見るのが自然でしょう。現在、STARTO社のグループには引き続き企画枠などでの出演交渉を続けていることが報じられていますが、この粘り強さも“後ろめたさ”ゆえでは。しかし、こんな仕打ちを受けては、STARTO社側としてはオファーを受けたくないのでは」(テレビ局関係者)

補償業務を行うSMILE-UP.は15日、補償の進捗状況を公表。これまで1003名の被害申告があったが、「弊社への在籍および被害のいずれの事実も確認できなかった」として、214名の虚偽申告があったことを報告している。

「10月20日の『NHKスペシャル』では、初代『ジャニーズ』中谷良さんの姉に対し、SMILE-UP.側が謝罪を拒む電話が放送され、同社は視聴者からバッシングを受けることに。しかし放送直後、遺族であるダンサーのERE氏が、自身のXで、その後の対応に誠意を感じた旨をつづっている。ここに触れないNHKには『一部分だけを取り上げている』との批判が寄せられましたから、やはり二重三重に『紅白』オファーは贖罪と見ていいでしょう」(同)

果たして旧ジャニーズ勢の紅白サプライズ出場はあるのだろうか。