トランプ圧勝の米大統領選終結後もなぜかチラつく「暗殺テロ」と「内戦」の兆し

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米大統領選挙は、共和党のドナルド・トランプ前大統領が、民主党のカマラ・ハリス副大統領を破って当選を決めた。

しかし、分かっているだけで3回の暗殺未遂事件が起きているなどトランプ氏を敵視する人物や勢力は国内外に多く、来年1月の正式就任まで標的となる恐れがある。

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親トランプ対反トランプの内戦状態になりかねないのだ。

トランプ氏には強固な支持者がいる反面、数々の訴追や訴訟、スキャンダルにまみれたこともあり、ハリス氏との大接戦が予想されていた。

ただし、ふたを開けてみると、トランプ氏は早々に勝利宣言、7つの激戦州でも全勝した。

「米国内の経済重視や不法移民の排除など明確なメッセージを訴えたトランプ氏が着実に票を集めました」(大手紙外信デスク)

だが、「不法移民がペットを食べている」などのトランプ氏の過激言動を嫌う米国民は多く、何度も命の危機に直面している。

7月にはペンシルベニア州で演説中、20歳の男にライフルで狙撃されて弾丸が右耳をかすめ、急死に一生を得た。

9月にもフロリダ州で暗殺未遂事件、10月にも武装した男が逮捕された。

トランプ暗殺者は世界中に存在する

「大統領選は終わりましたが、選挙人により正式に大統領を選ぶ選挙が12月、そして大統領に就任するのが来年1月です。それまでの間にトランプ氏を亡き者にしようというのは、国内の左派の過激派やローンオフェンダー(一匹狼)だけでなく、中国やイラン、ロシア、パレスチナなど世界中に存在するとして警戒されています」(同)

トランプ氏が狙われる事態になった場合、親トランプ派も黙ってはいないだろう。

2021年のバイデン政権発足時には、過激なトランプ支持者が連邦議会議事堂を占拠するという前代未聞の事態を起こした。

「彼らは民主党政権を敵視しており、銃など武器も使って政府や民主党の関連施設を襲撃する可能性もある。19世紀に米国民同士が殺し合った南北戦争の再現になりかねない」(安全保障担当アナリスト)

大統領選が終わっても、まだ安心できない。

「週刊実話」11月28日号より