フジ系ドラマ『イップス』は大コケしたが…日本テレビが社運を懸ける「バカリズム囲い込み」作戦

バカリズム (C)週刊実話Web
日本テレビが年間5000万円を支払い、囲い込んだと言われているのが、お笑い芸人で脚本家でもあるバカリズム(48)だ。

実は、日テレとバカリズムの付き合いはすでに10年以上にも及ぶという。

「本来はドラマ『素敵な選TAXI』でフジテレビサイドとパイプができていたんです。しかし、今年4月に放送された篠原涼子(51)とW主演のドラマ『イップス』(フジテレビ系)で大コケしてしまった。バカリズムのオリジナル脚本で、自信作だったそうです」(芸能プロ関係者)

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一方、日テレとバカリズムは、これまでに『黒い十人の女』(2016年)、『住住』(2017年)、『ノンレムの窓』(2022年)など、脚本及び出演で蜜月関係を築いてきた。

そして、さらに関係を強固にする、大きなきっかけとなったのが、昨年1月に放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』だった。

「ドラマは、33歳独身の近藤麻美(安藤サクラ)がある日、突然死んでしまうものの、赤ちゃんから人生をやり直すタイムリープヒューマンコメディー。『東京ドラマアウォード』グランプリをはじめ、ギャラクシー賞、ATP賞、放送文化基金賞など、国内外の賞を総なめしたんです」(事情通)

バカリズムは日テレにとって神!?

結果的に、バカリズムは脚本家という肩書と年収3億円を手にする。

「日テレとは相性がいいようです。そもそも日テレは『セクシー田中さん』事件以降、出版社からマンガ原作の映像化を許可されない厳しい環境下にある。つい最近も、来年4月に予定されていた人気漫画『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』の企画がポシャっているんです」(ドラマ関係者)

そんな日テレにとってバカリズムは、唯一無二のオリジナル脚本を書いてくれる神にも近い存在なのだ。

「『ブラッシュアップライフ』を手掛けた制作スタッフとともに、バカリズムのオリジナル脚本で来年1月期の連ドラを制作するそうです。映画化も予定されており、日テレと3年契約を結んだそうですよ」(同)

日テレにIPPON!

「週刊実話」11月21日号より