『とんねるず』テレビ業界から声がかからない裏事情「番組を作りたいスタッフがほとんどいない」

とんねるず (C)週刊実話Web
『とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル ライブ裏側初公開&密着』(フジテレビ系)が10月19日に放送された。

郷ひろみの名曲に合わせてものまねを繰り出していく「2億4千万のものまねメドレー選手権」と、11月に開催される日本武道館ライブに向けたドキュメンタリー企画「笑熱大陸」の2本立て。

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フジテレビの番組にとんねるずが出演するのは約6年半ぶりとあって、SNSでは好評のコメントが多く書き込まれた。

「新しい企画はなく、新鮮味はありませんでしたが、久しぶりのコンビ名義の特番。SNSでは2人を懐かしむ声や、安心して笑えるといったコメントが散見されました。武道館公演も11月8、9日ともに即日完売したし、改めてとんねるずの人気がいまだに高いことを証明しました」(スポーツ紙記者)

武道館公演も即完するほど人気でも…

近年、コンビでのテレビ出演はお正月の定番となっている『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)くらい。個人でも驚くほどにメディアでの活動は少なく、木梨憲武はラジオ、石橋貴明はネット配信番組がメインだ。

武道館公演も即完するほど人気が高いのならば、テレビ番組にもっと出演してもいいはずだが…。

「今回の特番も武道館公演も、フジテレビがプロデュース。あまりに比重が寄りすぎて、他局が起用に消極的になっている。また、とんねるずの番組はテレビ局が欲しい若年層を対象としたコア視聴率が低く、その割に高額なギャラがネック。話題性は抜群なのですがCMスポンサーが付きづらく、結果としてとんねるずの番組を作りたいスタッフがほとんどいないんです」(民放関係者)

同世代のダウンタウン・松本人志が芸能活動を休止している中、同レベルの知名度を誇るとんねるずが起用されてもよさそうなものだが、内情はなかなか複雑なようだ。