中居正広、東野幸治、ヒロミがＭＣを務めるバラエティー番組『THE MC3』（TBS系）のレギュラー放送が21日よりスタートした。

さまざまな事柄のリアルな評価を調査し、3人と視聴者が明日への学びを得るという“日本一余計なお世話バラエティー”。初回は、街頭インタビューと著名人からの証言をもとに、MCの3人が周りからどう思われているのか調査する企画を放送した。

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「事前打ち合わせがほとんどない番組だという触れ込みでしたが、そのせいかグダグダなまま初回は終了。Z世代の若者はMC3人のことをよく知らず、街頭インタビューで失礼なことをいわれるというのが見どころだった。ところが、3人はさほどおもしろいリアクションをせず、遠慮しあってお互いのよさを打ち消していた印象。著名人からの“証言”も内輪ノリでしたね。せっかく大物をそろえたのに、相乗効果も何もありませんでした」（民放関係者）

三宅健の見せ場がありますように…

『THE MC3』の前番組は、約1年で打ち切りになったバラエティー番組『ジョンソン』だが、このままならまたも“早期打ち切り”の可能性があると、他局の編成担当者は話す。

「TBSは、テレビ朝日系の人気バラエティー番組『ザワつく！金曜日』を意識したのでは。ただ、中居さん、ヒロミさんはそこまで毒っ気のあるキャラではなく、関西圏の番組では毒舌キャラの東野さんはうまくハマっていない。ゲストとして小木博明や近藤春菜、鈴木拓らが出演していたが、MCの3人は話題を振ることも少なく消化不良感がありました。このままだと3人に忖度ばかりする老害番組になってしまいそうです」

次回のゲストは元V6の三宅健だと発表されている。

打ち合わせがほとんどないにせよ、MCの3人にはゲストの見せ場を作ってあげてほしいものだ。