松本若菜が主演を務める“托卵ドラマ”『わたしの宝物』（フジテレビ系）の第1話が17日に放送された。

松本と不倫をする役を演じたSnow Man・深澤辰哉の演技が、「周囲から浮いている」との指摘が相次いでいる。

夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵（たくらん）」を題材にした恋愛ドラマ。

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神崎美羽（松本）とその夫・宏樹（田中圭）、美羽の心のよりどころとなる幼なじみ・冬月稜（深澤）、3人のもつれあいを描く。

宏樹から強引に性行為をされた翌朝、美羽はいよいよモラハラに耐えられなくなり家を出ると、偶然稜に会った。

初恋の思い出に乗じてそのまま肉体関係を結んでしまう2人。稜は仕事でアフリカに発つが、その後妊娠が発覚。DNA検査の結果、父親は宏樹ではなく稜だったが、美羽は宏樹の子どもとして育てることを決心する。

深澤辰哉は退場かそれともミスリードか

「放送中、前シーズンの恋愛コメディー『西園寺さんは家事をしない』（TBS系）とは180度違う役柄を演じる松本や、ド畜生なモラハラ夫を演じる田中を称賛する声がSNSで相次ぎました。一方、間男役の深澤の演技力がほかの2人と見合っていない、劣るといった指摘が続出。《それでも田中圭の方が魅力的に見えてしまう》《深澤さんじゃ、対抗馬として弱い》などと懸念する視聴者が多かった」（芸能ライター）

しかしながら、稜は第1話のラストで事故に巻き込まれてアフリカで亡くなるという衝撃的な展開があった。

このままでは第1話で退場ということになってしまうが…。

「安定した視聴率をとるために、旧ジャニーズ、特にいま人気の『Snow Man』のメンバーを使いたいという制作陣の意向を反映したキャスティングには感心しましたよ。第1話だけ深澤に出てもらえば、あとは内容で視聴者をひっぱることができる。深澤サイドとしても、演技力に不安があったとしても、話題のドラマに出演したという実績が残る。まさにウィンウィンな関係ですね」（前出のライター）

稜の死はミスリードの可能性も大いにあるが、しばらくは松本と田中の高レベルな演技合戦に集中できそうだ。