ピンク・レディー「ミーはヒットがないからお色気で売るのよ」芸能界ザ・犬猿の仲(3)【週刊実話お宝記事発掘】



二人は表面には出さなかったが、ピンク・レディー時代から仲はよくなかったという。

「どちらかというとミーはむっつり型なんだな。よくしゃべるのはケイのほうで、インタビューなんかも、ケイが一生懸命しゃべっていた。だから出しゃばりに見えて、ミーは控え目なのでいつも好印象を与える。これが、ケイには面白くない。よく内輪モメしていたのも、そのせいだ」(某テレビ局ディレクターA氏)

解散が決まった時、大よろこびしたのはケイだった。

「ひとりになるのが、よっぽどうれしかったんでしょうね。ケイは、カレンダーに毎日毎日、マジックペンで印をつけ、『あと何日』『あと何日』とつぶやいていたくらいですから」(ケイの友人)

解散後、表面的には、あれほど仲のよかった二人が、電話もかけなくなった。

しかも、こういい合っているという。

「電話をかけたってしょうがないでしょ」

「生きていく道が違うんだから」

まさしく“昨日の友は今日の敵”なのだ。

先日、ケイと野口五郎の間で『恋の再燃』『婚約発表か』と騒がれた時、親しい芸能記者に「ミーは、どう思う?」と聞かれ、バカにしたような口調で吐き捨てたらしい。

「まだ、そんなことで騒がれているの? もう卒業したと思ったのに…」

一方のケイも、ミーとの別離の感想を聞かれ、こういったとか。

「今はひとりになって、つくづく気がラクになりました。ヘタに歌うと、ミーの足を引っ張っちゃうようで、いつも気にしてました。踊りもそうでした。今は自由気ままに、なんでも出来るし…」

互いに「顔も見たくない」

あるテレビのプロデューサーが、解散1年を記念して、ミーとケイの共演番組を企画したが…。

「それぞれに出演交渉したら、ニべもなく断わられましたよ。お互いに『顔も見たくない』っていうんですから。世間でいわれる犬猿の仲以上に二人の間は深刻なんだなと、わたしはつくづく肌で感じましたよ」

某タレントも、こう証言する。

「ミーとケイの仲がどうの、といえば、この前首相官邸に芸能人やスポーツ選手などが招待されたとき。あの二人が、なつかしそうに話すシーンは見かけなかったなあ」

しかし、二人をよく知る女性タレントは「犬猿の仲というのは、ちょっとオーバーでしょう」と反論するのだ。

「この前、ケイちゃんにフジテレビで会ったら、『ミーからショーの招待券を送ってもらったの』といってニコニコしていましたもん。仲が悪かったら、招待券なんか送ってくるもんですか」

本当は、どっち?