コナンくんだってできたのに…朝ドラ『おむすび』に元ギャルが総ツッコミ「パラパラは無表情なんだってば!」

橋本環奈(C)週刊実話
橋本環奈がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の“あるシーン”に、平成を生きた元ギャルたちがダメ出しをする事態になっている。

ドラマは、平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が福岡でギャル文化と出会い、関西で栄養士を目指していくストーリー。

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11日に放送された第10話では、博多ギャル連合・ハギャレンのルーリー(みりちゃむ)が警察に補導された後、「うちの居場所はハギャレンだけ。やけん、どんなことをしても守りたかった」と吐露。

ルーリーの思いに感動した結は、立ち去ろうとするハギャレンメンバーに向かって、「あの! うちにパラパラ教えてもらえませんか!」と声をかけ、公園で教えてもらうことになった。

音楽に合わせて、ダンスの得意なタマッチ(谷藤海咲)が「表情大事だよ!」「バッキュン! 次ハートね!」などと指導するが、まったくついていけない結。そのうち、公園には人だかりができてしまうのだった。

「もっとダルそうに踊るのよ!」

「パラパラを踊るハギャレンメンバーたちは、全員がニッコニコの笑顔でしたけど、実は大きな間違い。パラパラっていうのは、無表情かつ気だるそうに踊るからかっこいいのであって、あんな笑顔で踊っている人なんて当時いませんでしたよ。アニメ『名探偵コナン』の8代目オープニング『恋はスリル、ショック、サスペンス』でも、コナンくんは終始無表情だったでしょ。ギャルがテーマのドラマなのに、きちんと描いてくれないなんて。元ギャルの人を監修につけてないんですかね」(元ギャルの一般女性)

実際にネット上でも、
《表情大事だよってパラパラは無表情なんだってば!!笑顔いりません》
《だから! パラパラは! 無表情で! もっとダルそうに踊るのよ!》
などのダメ出しが続出している。

「考証が甘いのは、ギャル文化に対してだけではありません。結が高校入学したばかりの4月に夏野菜が叩き売りされていたり、2004年頃の設定なのに11年以降に誕生した野球の応援歌が使用されたりと、とにかく作りが雑。これでまだお話自体が面白いなら救いようがありますが、22年度前期放送のトンチキ朝ドラ『ちむどんどん』の再来だと揶揄する声があがるほど絶望的につまらない。感情移入するようなキャラもいないため、視聴率は右肩下がりになっていくでしょうね」(芸能ライター)

このままだと、せっかくの朝ドラヒロインが橋本の黒歴史になってしまう可能性もある。

視聴者が“ちむどんどん”できるよう、せめて時代考証くらいはきちんとしてほしいものだ。