櫻井翔の「占拠シリーズ」映画化が白紙に? 日テレが恐れる『ネメシス』劇場版惨敗の“悪夢”

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日本テレビが、嵐のメンバー・櫻井翔(42)の扱いに頭を抱えている。

櫻井が主演し、今年1月期に放送されたドラマ『新空港占拠』のスピンオフ企画『映画版 新空港大占拠』(仮題)が暗礁に乗り上げているのだ。

「櫻井をめぐっては当初、この10月期に『超高層ホテル占拠』(仮題)というドラマが編成される予定だった。しかし、今年1月に発生した能登地震や羽田空港衝突事故、さらには能登での豪雨被害が発生したことで風向きが変わったのです」(事情通)

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スポンサーの要望や時世を考慮した結果、企画が先送りになったというのである。

「ディザスター(災害)ものは視聴者に不快感を与えるということ。本来は『超高層ホテル〜』を放送し、その流れで年明けに映画版を上映する計画だったんですが…」(同)

日テレが櫻井を切れない理由

では、映画版はいつ上映されるのか?

「現在、有力視されているのは来年10月ごろ。ドラマ『超高層ホテル占拠』の放送と併用する計画です」(日テレ関係者)

ところが、ここにきて中止案まで浮上しているという。

「昨今のテレビ不況でCMが先細り、パリ五輪でも多大な出費が発生した。その結果、決済が下りない状況にあり、映画公開は中止という意見も出ています」(前出・事情通)

櫻井には、「過去の実績」からも厳しい見方がある。

「2021年に放送された櫻井主演のドラマ『ネメシス』の映画版『ネメシス 黄金螺旋の謎』を昨年上映したが、興収は経費を抜いて1億円にも満たなかったと言われている。要は櫻井では客が集まらないということ」(同)

上映しても興行的に赤字になることは目に見えているため、日テレ内では「ドラマのみを放送する」ことで調整を進めている。

「もちろん、映画企画も完全に消えたわけではない。ここで櫻井の機嫌を取り損ねるわけにはいかないんです。有働由美子(55)が降板した後、『news zero』のコア視聴率を支えているのは櫻井の存在が大きい。実に皮肉な状態です」(前出・日テレ関係者)

災害級の嵐。

「週刊実話」10月24日号より