中日「ポスト立浪」は井上二軍監督!立浪GM誕生&根尾復活も

バンテリンドーム ナゴヤ (C)週刊実話Web
「ポスト立浪」は井上一樹二軍監督(53)で決定した。

正式発表はペナントレース終了後になるが、井上二軍監督自身も前交渉があったことを認めている。

“井上竜”誕生は間違いなさそうだが、問題は立浪和義監督(55)の処遇だ。

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「3年連続最下位になりましたが、それでも球場にお客さんは集まるし、『立浪監督がいるから』で出資を決めた広告企業もいくつかあります。何かしらの肩書で球団に残るようですよ」(名古屋在住記者)

オーナー・大島宇一郎氏直属のアドバイザー職などが予想されるが、ゼネラルマネジャー(GM)職案もささやかれていた。

「有名OBが『○○付アドバイザー』に就任するケースが多く見られます。その『○○付』ですが、球団内の所属部署は営業。立浪監督は中京地区で絶大な人気があるので適任かも。一方で、現役ドラフトで細川成也を見つけた眼力はさすがでした。でも、昨年オフの中田翔をメインとした補強は大失敗です。本社が細川獲得の方を評価しているのなら、GM就任説が出てもおかしくはありません」(スポーツライター・飯山満氏)

井上新監督も投手で入団

立浪監督の影響力は新政権誕生後も残りそうだが、新指揮官の独自色も発揮される。来季、根尾昂(24)がブレイクしそうなのだ。

「井上新監督はファーム指導者として、根尾に『フェニックスリーグで7イニング以上を投げさせる』と明言しています。『バテてもいいから!』と。野手再転向の噂をかき消す意味合いもあると思います。井上新監督も現役時代、コンバートの経験があり、根尾の胸中が手に取るように分かるそうです」(関係者)

井上新監督は、クリーンアップも任された強打者だったが、投手で入団した。根尾と同じプロ4年目のシーズン途中で野手転向を命じられており、その気持ちは痛いほど分かっている。

「最後は気持ちの問題。未練を捨てられるかどうか」(同)

また、「気持ち」の点で言えば、元同僚の入閣案の声も聞かれる。

「元同僚とは、前阪神監督の矢野燿大氏(55)のことです。阪神時代は、矢野氏が監督で、井上新監督がヘッドコーチ。立場は入れ替わりますが、気持ちと明るさを前面に出す点では意気投合しています」(同)

いずれにせよ、立浪監督の退任で「チーム内のドンヨリした空気」は一掃されそうだ。

「週刊実話」10月24日号より