「同じギャラならウッチャン」松本人志の“年内復帰”説にテレビ業界は冷たい視線

松本人志 (C)週刊実話Web
年内復帰がまことしやかに囁かれるダウンタウン・松本人志だが、ある大物タレントにポジションを奪われるかもしれない。

ご存じの通り、松本は昨年12月に女性への性加害疑惑を週刊文春に報道され、芸能活動を休止。名誉毀損だとして発行元である文藝春秋社などを相手に、5億5000万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

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3月28日に第1回口頭弁論が、6月5日に第1回弁論準備手続きが行なわれたが、8月14日に予定されていた第2回弁論準備手続きの期日が延期に。これは異例なことだとして、複数のメディアが松本と文春の電撃和解説を報じた。

また、ダウンタウンの冠番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でも、復帰の予兆のような出来事があった。

番組公式HPのトップ画像には、もともと松本と相方の浜田雅功が登場していたが、休業以降、松本のポジションが覆面レスラー「エル・チキンライス」に置き換わっていた。

これが10月2日までに、「松本人志」へ変更。SNSで「松本の復帰が近い」と大騒ぎになっている。

裁判で白黒ハッキリつけないと…?

さまざまな前触れはあるものの、テレビ業界では“松本復帰”について冷めた見方をする関係者が多い。

「レギュラー番組ですら、復帰後すぐに松本さんを起用するのは難しいといわれています。今回、松本さんは身の潔白を晴らすために裁判を起こしたが、ハッキリと決着のつかないままに和解するとなれば、テレビ局やスポンサーには真実が分からない状況になる。テレビ番組は広告収入で成り立っていますから、スポンサーの合意を得られなければ、松本さんを出演させられないでしょう」(民放関係者)

さらに、半年以上にわたる活動休止で、お笑い界の構図が変わってしまったことも大きな要因だ。

「松本さんの代わりに躍進したのが、同世代の盟友であるウッチャンナンチャンの内村光良さんでした。9月に自身が率いるコント番組『LIFE!』(NHK)と『内村プロデュース』(テレビ朝日系)の特番が相次いで放送され、視聴率もまずまず。クオリティーの高い番組となり、テレビ業界でも再評価の声があがった。松本さんとほとんど変わらないギャラなら、内村さんに番組を任せたいというテレビマンが増えています」(同)

熱狂的なファンの多い松本だが、お茶の間の好感度はウッチャンの方が高そうだ。