米ラッパーの組織的人身売買事件でウィル・スミス大ピンチ!? 衝撃画像の流出と代理人弁護士の“意味深予告”でイメージ急降下か

画像はAIで生成したイメージ
9月に逮捕・起訴されたアメリカの人気ラッパー「パフ・ダディ」「P・ディディ」ことショーン・コムズ被告の騒動が、全米を揺るがす大騒動に発展しそうだ。

コムズ被告は自身が作り上げたサークルを通じ、性的な人身売買や売春行為関与、強制労働などに関与したとして9月16日に逮捕。翌日にはニューヨーク連邦検察に起訴され、現在は連邦地裁で裁判にかけられている。

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そして現地時間27日、新たな衝撃写真が出回る。なんと、人気俳優ウィル・スミスが、コムズ被告と不適切なパーティーを行う画像がネット上に流出したのだ。 

流出した画像は、服を着ていない女性の体にフルーツなどを飾り、神輿のように担ぎ上げ、笑顔で頬張る様子。また、下着姿の女性をビニールに入れ、掃除機のようなもので真空状態にする過激な様子も収められている。 

スミスはコムズ被告と笑顔で記念写真を撮っているほか、満面の笑みでフルーツが盛り付けられた様子を眺めている。 

その規模や人気有名人の関与疑惑など、ただでさえ世界のエンタメ史上でも類を見ない大不祥事だが、10月に入り、事態はさらに風雲急を告げる。 

なんと、過去20年以上の間に性的暴行などを受けたと訴えている被害者が、新たに120人現れたのだ。 

代理人弁護士の衝撃予告「皆さんはショックを受けることでしょう」 

被害者代理人であるトニー・バズビー弁護士は現地時間10月1日、テキサス州で記者会見を開き、11月までに訴訟を起こす意向を表明。 

被害を訴えているのは男性60人、女性60人で、うち25人は未成年の頃に被害を受けたと主張。代理人によると、被害者の中には当時9歳や、強姦被害を訴えている者もいるという。 ここまででもかなり深刻な内容だが、より危うさを示すのが、バズビー弁護士の暴露だ。会見内でバズビー弁護士は、コムズ被告の顧客リストに、大手製薬会社、メガバンク、大手ホテルといった米大企業の重役達が並んでいるとして、「近いうちに公開する予定」と予告。

さらに「ショーン・コムズ以外の名前を挙げる日が来るだろう」「その名前に皆さんはショックを受けることでしょう」「その数は多い」「長いリストがある」「含まれる人間が誰であろうとこの問題を追及する」と宣言した。 

「スミスの画像は犯罪への関与を示すまではいかず、現状では不適切なパーティーに参加していたというお騒がせスキャンダルでしかない。しかし、バズビー弁護士の予告により、彼もリスト内の有名人の1人なのではないかと、疑念を呼んでいる状況です。また、あの画像が出た以上、仮に顧客でなくともイメージダウンは避けられない。すでに現地では『第2のエプスタイン島事件』と大変な騒ぎになっています」(米エンタメ記者) 

アメリカ国民の関心は、11月の大統領選挙よりエンタメ界の一大スキャンダルになるかもしれない。