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六代目山口組・司組長と住吉会・関代表が異例の“静岡会談”

六代目山口組・司組長と住吉会・関代表が異例の“静岡会談” 
六代目山口組・司組長と住吉会・関代表が会談 (C)週刊実話Web

5月8日、静岡・JR浜松駅周辺には、早朝から複数の捜査員が集まり、改札や降車場の様子を細かく確認していた。黒塗りの高級ミニバン3台が車列を組んで現れると、捜査員らが一斉に近づき警戒。降り立ったのは、六代目山口組の藤井英治若頭補佐(五代目國粹会会長=東京)と津田力若頭補佐(四代目倉本組組長=和歌山)、薄葉政嘉若頭補佐(十一代目平井一家総裁=愛知)、森健司・三代目司興業組長(愛知)の4人で、改札から足早に新幹線ホームへと向かった。

改札を見つめる捜査員から「来た!」と声が上がるや、最高幹部らに案内されながら、住吉会(小川修司会長=東京)の関功代表、柴崎靖忠・馬橋一家七代目総長と児島秀樹・京王会会長らが姿を現したのだ。

その頃、浜松市内にある二代目國領屋一家(戸塚幸裕総長=静岡)の前には、地元の静岡県警のみならず、警視庁、兵庫、愛知など多くの捜査員が集結。物々しい雰囲気が漂っていた。本部内には司忍六代目と髙山清司若頭が入り、関代表一行を待ちわびていたからだ。

注目が集まった会談の目的

「司六代目を訪問するのは5カ月ぶりとなるが、今回の訪問は予想外やったで」(ベテラン記者)

関代表は会長時代から、個人的な意味合いで時候の挨拶のため足を運んでおり、昨年12月にも司六代目を訪問。しかし、今回は挨拶の時期ではなかったため、その目的に注目が集まった。

「住吉会では、4月20日に関会長体制から小川新会長体制に移行しとる。訪問前日に情報が入ったときには、新体制発足の挨拶かとも思うたが、書状披露はまだ先のようやった。せやから、6年にわたって住吉会を牽引し、トップの座を譲り渡した関代表への〝慰労会〟のような目的もあって、今回、食事会が開かれたんやないか」(同)

髙山若頭らも含めた会合は40分ほどで終わったが、引き揚げる際、関代表が竹内照明若頭補佐に激励の言葉を掛ける場面も見られた。

「関代表は、自身の出身母体である共和一家を率いてきた小川会長に、住吉会トップを任せた。竹内若頭補佐も、司六代目と髙山若頭の出身母体を牽引しとるから、個人的な思いがあったんやないか」(同)

関代表らを見送る司六代目の表情からは、充実した時間を過ごした様子がうかがえ、傍らに立つ髙山若頭と竹内若頭補佐にも笑顔が見られたのだった。

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