橋本環奈『おむすび』で女優生命の危機?『虎に翼』の大ヒットがマイナス材料に

橋本環奈 (C)週刊実話Web
9月30日朝、NHKの「朝ドラ」こと連続テレビ小説『おむすび』が放送スタートした。

同作の主演は、朝ドラ初主演の橋本環奈。舞台は平成真っ只中の2004年、平成に元号が変わった1月7日生まれの主人公がギャル文化と出会い、ギャルとして栄養士の道を歩んでいく姿を描く。

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朝ドラといえば、前作『虎に翼』が大好評のうちに幕を閉じ、視聴者の間にも余韻が残っている。それだけに、橋本には多大なるプレッシャーがのしかかっているのが現状だ。 

「『虎に翼』は日本初の女性弁護士を題材に、戦前の司法問題に夫婦別姓など現代の問題も絡め、社会的テーマから近年の朝ドラで高評価を得ている。SNSでも毎回トレンドになり、放送後には司法問題としての議論も展開されました。一般視聴者だけでなく、ホリエモンこと堀江貴文氏は、自身のYouTubeで『朝ドラ史上最高傑作』と絶賛しています」(ドラマレビュアー) 

前作が好評であればあるほど、次回作のハードルは上がってしまうもの。橋本にとっては不運とも言えるが…。 

「ハードルが上がったことを差し引いても『おむすび』の雲行きは怪しい。まず平成ギャルというテーマが発表された当初から、『若者に媚びている』と冷たい視線を浴びていました。『虎に翼』が社会派だっただけに、比較され続けるでしょう」(芸能ライター) 

その後も、『おむすび』はあまりいい話題がないまま放送に突入してしまった感が否めない。 

コケるわけにはいかない“女優生命”を懸けた作品 

9月中旬、橋本のギャル姿のキービジュアルが公開されたが、これはソーシャルメディアで《ギャル全盛期に青春だった世代だけど、こんなギャルいなかった》《雑すぎる》《コスプレに見える》《なんか違う》などと不評を集めてしまった。 

また、歴代作品をめぐるジンクスも不安要素だ。 

「歴代の朝ドラを見ると、NHK東京制作の上半期作品がヒットし、大阪制作の下半期はイマイチなケースが多い。特に、前作が好評なほど次回作は期待値からパッとしないことが多く、流行語大賞を獲得した『ゲゲゲの女房』『あまちゃん』も、後を継いだ『てっぱん』『ごちそうさん』はそれほどでした」(前出・ドラマレビュアー) 

しかし、橋本には今作に女優生命がかかっていると言ってもよく、絶対にコケることは許されない。 

「橋本はアイドルグループル出身な上にバラエティーにも出演するため、アイドル女優として軽く見られがちだった。現在25歳のため、この辺りで本格派女優への転身をアピールしないと、今後のキャリアは望めないでしょう。それだけに『おむすび』には懸けているはずですが、この下馬評では厳しいかもしれません」(前出・芸能ライター) 

まだ放送は始まったばかり。来年3月までの放送で、評価を覆すことはできるか。