口論の末、タワマン住まいのエリート公認会計士を刺殺した「猟奇的彼女」の“身勝手な言い分”

画像はAIで生成したイメージ
「事件後も彼への好意は変わらない」と供述し続けている女は、なぜ交際相手を殺害しようとしたのか。

東京都中野区のJR中野駅前にある高級賃貸タワーマンションの一室で9月16日午後7時ごろ、男性がハサミで首を刺される事件が発生。駆けつけた警視庁中野警察署は、男性の交際相手の接客業・佐藤琴美容疑者(25)を、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

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佐藤容疑者は「ハサミを見れば言うことを聞くと思って、引き出しから取り出し、振りかざしたら刺さってしまった」と供述。男性は、この部屋に住む公認会計士の構谷侑也さん(26)で、救急搬送先の病院で死亡が確認された。

構谷さんは2020年の公認会計士試験に合格。今年4月に日本公認会計士協会の修了考査に合格したエリート。これからの活躍が期待される身だった。

「彼への好意は変わらない」

一方、佐藤容疑者は「ケンカすることはよくあった」「私が平手打ちしたり、殴ることもあった」と話しているというが、捜査関係者によると事件当日2人は寿司を食べ、ホームセンターで買い物をした後、電車で帰宅。ケンカは帰りの電車の中ですでに始まっていたという。

凶器のハサミの大きさは15〜20センチ前後。佐藤容疑者は構谷さんの首付近を刺したとみられている。

「佐藤容疑者は事件後『彼への好意は変わらない』と供述していたことが分かっているが、2人は交際関係にあったが同棲していたわけではなく、佐藤容疑者は構谷さんの自宅マンションから程近い西武線沿線のアパートに住んでいた。告白は構谷さんからで、今年の3月ごろから交際がスタートしたようです」(社会部記者)

公認会計士として歩み始めた前途有望な若者と、交際相手の佐藤容疑者にいったい何があったのか。警視庁は犯行に至った当日のトラブルを中心に引き続き捜査を進めているという。

「週刊実話」10月10日号より