『虎に翼』チョコを食べる松山ケンイチが「完全にL」と話題に 頭脳明晰、強い正義感、甘党…共通点が多い?

松山ケンイチ (C)週刊実話Web
9月25日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』で、松山ケンイチが演じる最高裁判官・桂場等一郎がチョコレートを食べるシーンが話題になっている。

桂場は、第1週から登場し、主人公・佐田寅子(伊藤沙莉)が法曹界に入ってから、ずっと成長を見守っている。この日の放送では、長年虐待をされてきた父親を殺害し、尊属殺を問われている斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)の判決が下された。

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閉廷後、長官室に戻った桂場は机の引き出しから板チョコレートを取り出し、パキッと割って一口。ひと仕事を終えたこと、この事件を持って定年退官することなどを考えているのか、額に手をあて、その甘さを味わうような表情を浮かべた。 

「松山さんが甘いモノを食べる姿は、2006年公開の映画『DEATH NOTE』で演じた“L”を彷彿とさせるとして話題に。世界一の探偵であるLは、事件解決に頭を使うため、チョコレートやアメなど大量の糖分を常に摂取するキャラクター。これまで桂場は甘味処で団子を食べることはあっても、チョコレートを食べたのは今回が初めてとあって、大いに沸き立ちました」(ドラマライター) 

「彼がLに転生した…って想像も楽しい」 

放送時間にして約15秒の短いシーンだったものの、視聴者からは《チョコレートの持ち方、割り方が完全にLだわ》《彼がLに転生した…って想像もなんだか楽しい。頭脳明晰で正義感が強くて、なにより極度の甘党。共通点多い》《親指と人差し指で摘むかな?と思ったけど普通に食べたね》などと、指摘する声があがっている。 

「チョコレートの包み紙は『〇〇〇IE’S』の3文字が確認でき、さらにその文字が茶色地にグレーで書かれている。桂場が食べていたチョコレートは、アメリカでもっとも古いチョコ会社のひとつである『HERSHEY’S』からの引用でしょう。今回のシーンは昭和48(1973)年のこと。戦後、アメリカから持ち込まれて次第に普及していった背景を反映しているといえます」(同) 

公開から20年が経とうとしている映画にも関わらず、こうしてLが話題になるとは…。松山の代表作の一つなのは間違いないだろう。