『海のはじまり』最終回も胸クソ展開 目黒蓮に最後まで謝罪ナシで視聴者大荒れ「謝罪しろ!」「何様なんだ」

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月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)最終話が9月23日に放送された。ハッピーエンド風に書かれた手紙をめぐって、視聴者からは「謝れ!」と憤る声が続出している。

ドラマは親子愛をテーマにした作品で、2022年のヒット作『silent』(同系)のスタッフが再集合。主人公・月岡夏(Snow Man目黒蓮)と、大学時代の交際相手・南雲水季(古川琴音)が密かに出産していた娘・海(泉谷星奈)の交流を描き、妊娠も出産も経験しない男性は「いつ父親が始まるのか?」を問う。

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23日放送の最終話では、水季が亡くなる前に夏へ宛てた手紙の内容が明らかになった。手紙には「内緒で産むと決めたこと、後悔していません。夏くんがいなかったけど、海と過ごせて幸せでした」「海を幸せにしながら、自分も幸せになってね」と、海の父親になることを決めた夏に向けたメッセージがつづられていた。 

「夏は海の存在を知ってから、父親になるため生活や交友関係を一変させ、全力で海と向き合ってきた。その苦労は水季も想像できたはずなのに、謝罪は一言もなかった。それどころか、手紙には『自分も幸せになってね』のほか『夏くんも誰かと生きてね』との願いも。しかし、その“誰か”の有力候補だった夏の元恋人・弥生(有村架純)とは“幸せ”を掴むことができず、破局の原因が自分にあるとは微塵も感じていない様子でした」(ドラマライター) 

「手紙の内容が無理すぎる」 

この手紙に、視聴者は《謝罪しろ!》《あかん、手紙の内容が無理すぎる》《何様なんだろう。上から目線の傲慢な内容》などと大荒れした。 

しかし不評だったのは、手紙の内容だけではない。 

「最終話では、夏と弥生が交際当初など、過去の話が随所で挿入されました。ですが、登場人物たちの外見が変わっておらず、『時系列がわかりにくい』と不満が続出。また、水季と海を大切に思うがゆえ、夏への当たりがキツかった水季の母親・朱音(大竹しのぶ)が、最終話にして態度を軟化させるかと思いきや、『娘が自分より先に死ぬことを想像してみて』と理解を求めてきたのです。back numberが歌う、切ない主題歌『新しい恋人達に』でも、胸クソエンドはごまかしきれませんでした」(同) 

賛否が目立つ最終回だったが、平均世帯視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前話から1.7ポイント上昇し、有終の美を飾った。 

『silent』『海のはじまり』と、2作連続でヒット作を生み出したスタッフたちが再び集まる日はそう遠くないだろう。