大谷翔平の大記録にドジャースとMLBが困惑? 1試合3発の大暴れで記念画像が間に合わず同情の声「何から何まで規格外」

ロサンゼルス・ドジャース公式Xより
メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、ついに野球史上初となるシーズン50本塁打&50盗塁の「50-50」(フィフティフィフティ)を達成した。

大谷選手は48本塁打、49盗塁の成績で、日本時間9月20日早朝の対マイアミ・マーリンズ戦にスタメン出場。初回、第1打席にツーベースヒットで出塁すると、三塁への盗塁を決めて50盗塁を達成する。

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ドジャース公式Xは、さっそく50盗塁を記念した画像を投稿。日米のファンから3万近くもの「いいね」を獲得し、その後もリアルタイムでXを更新していく。

2回には51個目の盗塁も決めると、6回、大谷選手は特大の49号2ランを放って「50-50」にリーチをかける。そして続く7回、逆方向に持ち前のパワーで運び、ついに前人未到の「50-50」を達成したのだった。

120年以上の歴史を持つメジャーリーグでも史上初の偉大な記録を、球団公式Xは記念画像で祝福。元々用意していたであろう画像がついに日の目を見ることとなり、「いいね」はなんと約15万を記録する大反響となった。
アメリカでも「Ohtani Shohei」がトレンド1位になり、日米両国は大記録に沸き立つ。しかし、大谷の異次元さは、想定外の事態を引き起こすことにもなった。 

「51/51 lol」「WOW谷爆誕」 

この日のドジャースは打線が爆発し、なんと、大谷には9回で第6打席が回ってきたのだ。マーリンズ側も敗戦処理として野手を登板させ、まるでバッティングピッチャーのような無気力なボールを投げる。大谷はこの甘いボールを容赦なく捉え、51号ホームランを放った。 

すると、まさか51号まで飛び出すと思っていなかったのか、ドジャース公式は《WOW. 》と驚いたような投稿を行う。どうやら「51」に関する画像が作成していなかったようで、大谷選手が球団の想定を超えてしまったのだ。

球団だけでなく、MLBの公式アカウントも《51/51 lol》と、日本でいう「(笑)」「w」「草」のようなネットスラングを用いて投稿。結局、この日の大谷選手は自身過去最高となる6打数6安打10打点の成績を残している。
大記録の達成を祝福する球団側の想定すら上回った大谷選手。しかし、6安打10打点とまるでゲームの無双プレイのような成績では、想像できないのも無理はないだろう。 

国内の野球ファンからも《まさか越えてくると思わんだろ》《作った画像がすぐ賞味期限切れて萎えてるんやろな》《WOW谷爆誕》《何から何まで規格外》など、さすがにこれは予見できなかったという同情の声が寄せられている。 

まるで架空の生物を見ているように現実離れした様から、ユニコーンという二つ名を持つ大谷選手。それにしても、ここまで人間離れするとは誰が予想できただろうか。