東山紀之が大谷翔平VIP観戦「被害者補償問題」の“みそぎ”は済んだと判断か

左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web
旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)が、創業者・ジャニー喜多川氏による所属タレントらへの性加害を認め、謝罪記者会見(2023年9月7日)を開いてから1年が経過した。

今年9月7日には、『ジャニーズ性加害問題当事者の会』が解散したが、芸能関係者からは「解散はスマイル社にとって思う壺」との声が上がっている。

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スマイル社の発表によると、9月13日時点で被害を申告した998名のうち約半数の501名が補償内容に合意。492名に対して補償金が支払われた一方で、申告者237名と連絡が取れず、206名に補償を行わない旨を連絡したという。

「まだ半数近くの補償問題が終了していない。被害者と認定されなかった206名の中には、被害者を装った人間も何人かいたようですが、大半の被害者は認定されないことに納得していない。2次被害に悩まされている被害者もいる。補償問題はまだ終わっていない」(全国紙記者)

スマイル社の東山紀之社長は、今年3月のBBC(英公共放送)のインタビューで、旧ジャニーズ事務所の元スタッフも所属タレントに性加害を行っていたことを明らかにしていた。

「僕がいま聞いているのは2人。(警察への情報提供について)法的なことを考えると、僕らには権限がないと思いますので、その当事者たちがそれに対して刑事告訴したら、僕らとしたら全面的に協力する」

しかし、その後も進展が見られないためか、9月3日には「子供の虐待問題」に取り組む市民団体が、元スタッフ2人への捜査を求める1万3733人分の署名を警視庁赤坂署に提出している。

年間3600万円のVIP席

そんな補償問題の渦中にいる東山社長だが、9月5日(日本時間)には、日本人メジャーリーガー・大谷翔平選手が出場した試合を現地観戦。妻の木村佳乃と、旧ジャニーズ事務所のマネジメント業務を引き継いだSTARTO ENTERTAINMENTの福田淳社長と一緒に笑顔を見せていた。

「ドジャース対エンゼルス戦のVIP席でした。この席は1シーズン25万ドル(約3600万円)。庶民感情を逆撫でしましたよ。被害者のことを真摯に考えているなら、超豪華なバカンスは控えるはず」(女性誌記者)

一方、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長は、8月までにグループ会社4社の会長職を辞任した。

「このタイミングでのジュリー氏の会長職退任は、スタート社所属タレントのNHK番組出演解禁と紅白復帰を狙っているとしか思えない」(放送ライター)

東山社長とジュリー氏は、“みそぎ”は済んだと思っているようだ。