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霊感グラドル/プロ雀士・篠原冴美インタビュー~コロナ禍で霊も自粛中!?

霊感グラドル/プロ雀士・篠原冴美インタビュー~コロナ禍で霊も自粛中!? 
霊感グラドル/プロ雀士・篠原冴美(C)週刊実話Web

霊感が強く、グラビア撮影の現場でも毎回のように怪奇現象が起きるという篠原冴美。初代『恵比寿マスカッツ』として活躍し、グラビアアイドル〝初〟の麻雀プロでもある彼女だが、実はこの1年、なぜか霊現象とはご無沙汰なんだとか。その真相(?)に迫った。

――そもそも、何がきっかけで霊が見えるように?

篠原 祖母がものすごく霊感の強い人で、私は隔世遺伝。小さい頃から、親には見えない人が見えたり、色んな霊に憑依されていたらしいです。私自身はおかしいと気づいてないから、周りからは「変な子だ」と思われていたと思います。

――守護霊とかが見える?

篠原 そういうのは見えなくて、普通にこうしている時に、いない人がいるだけなんです。憑依についても、だいぶコントロールができるようにはなりましたけど、私の中にいきなり入ってくるので、食べたいものと実際に食べてるものが違ったり、行きたいところとやってることが違ったりというのはしょっちゅうでした。

――グラビア撮影でも心霊現象がよく起きるとか。

篠原 そうですね。2年前、沖縄のコテージみたいなスタジオでイメージDVDの撮影をしていたんです。着替えのために2階にある全面ガラス張りのバスルームに行くと、そこにもいました。青白い顔のおじいちゃんの霊が、ジーッとこちらを見ているんです。着替えなくちゃいけないのに外してくれないから、仕方なく背中を向けて水着になりましたね。その後の撮影で、私のセリフ全部に「うぅ、うぅぅ…」という、うめき声のようなものがかぶさっていたことも。

――これから夏に向けて、霊感グラドルとしては忙しくなりますね?

篠原 それも、自分の体調との相談ですね。心霊ロケは本当にしんどいんです。レギュラーでやっていた番組でさえ、「今回は出られません」とお断りしたことが何回もあります。体は死ななくても心が死んでいくというか、リスクが大きすぎるので…。ただ、最近は落ち着いていて、ここ1年くらい霊が見えてないんです。私だけなのかと思ったら、霊感のある女の子同士で女子会をしたところ、他の子たちも心霊現象が減っていると言ってました。「もしかしたら、コロナ禍で霊もいなくなってるんじゃないか。出るのを自粛しているのかも!?」って話していたんです(笑)。

勉強は大好きだけどテストになると忘れちゃう

篠原と言えば、日本プロ麻雀協会に所属する現役のプロ雀士でもある。ここ数年、Mリーグ人気もあって麻雀を趣味とするグラドルが増えているが、彼女はその〝元祖〟なのだという。

――麻雀プロになったきっかけは?

篠原 京都の実家に帰省していて、そこには家族麻雀用に全自動卓があるんです。弟を含めた4人家族で麻雀ができないのは私だけ。母親からは「早く覚えてほしい」と言われていたこともあって、私から「やってみようかな…」と。そしたら母が、今まで見たこともない目の輝きで牌を用意して、いきなり「これがピンフでタンヤオで」と、基本を無視して、まさかの役から教え始めたんです(笑)。

――将棋の駒の動きも知らない人に詰将棋を教えるようなものですね。

篠原 ところが、やってみると面白くて、誰よりもハマってしまいました。寝ても覚めても麻雀ばかりしているので、その姿を見た母がプロテストの受験を勧めてくれたんです。当時はMリーグどころか、麻雀をするグラドルはゼロ。世間に公表することもなく、こっそりと3回も受験しました。

――2回落ちている?

篠原 はい。ものすごく簡単な一般常識問題で引っかかってしまいまして…。

――もしかして、勉強が苦手なタイプとか?

篠原 そんなことはないです。子供の頃から勉強は大好きでした。母親からは「もうこれ以上勉強しないで」と泣きつかれたこともあるくらい、夏休みは誰とも遊ばないで勉強していたほどです。でも、人には向き不向きがありますね。私の場合はニワトリと同じで、3歩歩くと全部忘れちゃうんです。その時は楽しく覚えてるのに、テストになると全部忘れちゃう。

――そういえば、2011年から2年間所属した初代恵比寿マスカッツでも、学力テストの結果「バカNo.1」の称号をもらってましたね。当時は九九もできなかったそうじゃないですか。

篠原 そうなんです。そこで、司会のおぎやはぎの矢作(兼)さんから「バカな人って、1つ向いてることが見つかるとバーッと行くんだよ」と言われたのを覚えていて、プロテスト受験を決心したんです。

“交際経験ゼロ”が目下の悩み

霊感グラドル/プロ雀士・篠原冴美インタビュー~コロナ禍で霊も自粛中!? 
プロ雀士・篠原冴美インタビュー…(C)週刊実話Web

――グラドルでプロ雀士と言えば役満ボディーの岡田紗佳が有名ですが、彼女とは同期になる?

篠原 所属する団体は違うのですが、プロ資格を取った年は同じです。でも、向こうは半年の研修期間があるので、実質的には私の方が早いんじゃないかな?

――では、〝元祖〟グラドルプロ雀士ということでいいでしょう(笑)。ところで、グラドルとしての今後の目標はありますか?

篠原 実は私、キッズモデルもしていたので、今年で芸歴17年になるんです。グラドルを始めたきっかけは11年前の第1回ミスヤングチャンピオンでした。事務所に言われるままオーディションを受けたところグランプリをいただいたのですが、1年間はグラビアに出なくてはいけなくて、それが本当に苦痛でした。「胸を寄せて」とか、人生で言われたことのない単語が飛び交うわけで、男性不信というのもあって肌を露出することが嫌だったんですね。そんな私ですが、イメージDVD10作目にして初めて撮影終了後に病むこともなく、でき上がった作品を見て素直に嬉しかったんです。ちょっとは克服できたのかなって。そうなると、もっと違う自分を撮られてみたいと思うようになりました。顔的にはセクシー系じゃないので、しっとりした写真もほぼなかったのですが、それを撮ってもらうならカメラマンさんも指名して、自分でやるしかないのかなと。そこで、クラウドファンディングを利用して人生初の写真集出版と写真展の開催を準備しています。おかげさまで、目標額の400万円を上回る支援をいただけました。4月に宮古島で最後の撮影を終え、7月には、ファンの皆さんに発表できることになりました。

――男性不信というのが、気になりますが…。

篠原 実を言うと、交際経験ゼロです。どうやら私には男の人を好きになるという感情が欠落しているようで、それが目下の悩みですね。結婚願望もないのですが、一緒にいて害のない人なら、いいような気もします。交際0日婚が私には向いているのかも(笑)。

篠原冴美◆しのはらさえみ 1992年8月29日生まれ。最新イメージDVD『プロフェッショナル』がエアーコントロールより発売中。2020年12月から始めたインスタグラム(shinohara_saemi)は半年でフォロワー約18万人に。
『篠原冴美写真展』は7月14日(水)~18日(日)11:00~19:00 ※18日のみ17:00まで、渋谷ギャラリー・ルデコにて開催。

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