郵便料金の値上げで“年賀状離れ”さらに加速 全盛期の44億枚から今年度は10億枚に
2024.09.16

年々減少の一途を辿っている年賀はがきは近い将来、消滅するのではないかと危惧されている。
【関連】「チョコレートが高すぎて買えない」カカオ高騰で販売価格が2倍になる可能性も ほか
年賀状は奈良時代からある年始回りを起源に、長く続く日本独自の習慣だ。1949年(1950年度用)から発売された年賀はがきは、1973年に20億枚を突破、ピーク時の2003年には44億5936万枚を記録した。
しかし発行枚数は減り続け、2020年は19億4198万枚と半数以下に落ち込んだ。 背景にはメールやSNSの普及により、年賀はがきの必要性が国民の間で薄らいだのは論をまたない。
「年賀はがきの発行枚数はこの5年間で約13億枚も減っている。追い打ちをかけるように、今年10月1日から郵便料金が値上げとなる。通常はがき同様、年賀はがきも1枚63円から85円に値上げされる。その影響も加味し、当初発行枚数を25.7%減としたのでしょう」(流通ジャーナリスト)
現金30万円の賞品付きでも売れ行き上がらず
減少対策として、日本郵便もお年玉付き年賀はがき“抽選くじ”の賞品に力を入れてはきた。
「2013年発行分のお年玉年賀はがきから、お年玉抽選くじの賞品に現金が加わった。2015年に発行された2016年度用の年賀はがき以降は、賞金も10万円に引き上げられたのですが、当選確率は100万本に1本と低下した」(同)
2019年に発行された2020年度用から1等賞金は、10万円から30万円に大幅アップ。当選確率はそのままだったものの、売り上げの減少に歯止めは掛かっていない。
「特に、若い世代は年賀はがきを知らない子さえいます。若者たちは、除夜の鐘が鳴ると同時にメールで『あけおめ』など、友人に送り合って楽しんでいる。年賀はがき文化に取って代わるのは、時間の問題ですよ」(消費者ライター)
ちなみに、2025年度用には大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」が描かれた寄付金付き絵入り年賀はがきも発売されるが、万博開催が多くの問題を抱えているだけに、売り上げ増加には到底結びつきそうもなさそうだ。
合わせて読みたい
-
水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -
水卜麻美アナ退社報道への当てつけか 横山裕との『24時間テレビ』共演に業界からも同情の声
2025.08.16 芸能 -
阪神・佐藤輝明MLBに今オフ挑戦へ“プロ5年目”のジンクス発動か
2025.08.29 スポーツ -
「結婚しないで歌手でいれば…」長渕剛に三行半を突き付けた石野真子の離婚の真相【週刊実話お宝記事発掘】
2024.10.31 芸能 -
『ゴッドタン』悪行暴露された元アイドルの女芸人は誰?ペットヒントに特定班動く
2022.12.17 芸能 -
佐々木麟太郎“一本釣り”で阿部監督が汚れ役に 巨人“松井監督”は2027年に爆誕か
2025.08.30 スポーツ -
山口百恵『横須賀ストーリー』は歌謡曲の表現世界を変えた!“これっきり♪”じゃなかった功績
2025.09.01 エンタメ -
織田裕二『相棒』出演情報 刑事ドラマ界に異変アリ!
2025.09.01 芸能 -
歌手/清水節子インタビュー~有料情報サービス“ダイヤルQ2”誕生秘話
2022.04.19 芸能 -
WBCネトフリ独占で巨人選手が不参加か 読売新聞“怒りのボイコット”に現実味
2025.08.28 スポーツ
合わせて読みたい
-
水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -
水卜麻美アナ退社報道への当てつけか 横山裕との『24時間テレビ』共演に業界からも同情の声
2025.08.16 芸能 -
阪神・佐藤輝明MLBに今オフ挑戦へ“プロ5年目”のジンクス発動か
2025.08.29 スポーツ -
「結婚しないで歌手でいれば…」長渕剛に三行半を突き付けた石野真子の離婚の真相【週刊実話お宝記事発掘】
2024.10.31 芸能 -
『ゴッドタン』悪行暴露された元アイドルの女芸人は誰?ペットヒントに特定班動く
2022.12.17 芸能 -
佐々木麟太郎“一本釣り”で阿部監督が汚れ役に 巨人“松井監督”は2027年に爆誕か
2025.08.30 スポーツ -
山口百恵『横須賀ストーリー』は歌謡曲の表現世界を変えた!“これっきり♪”じゃなかった功績
2025.09.01 エンタメ -
織田裕二『相棒』出演情報 刑事ドラマ界に異変アリ!
2025.09.01 芸能 -
歌手/清水節子インタビュー~有料情報サービス“ダイヤルQ2”誕生秘話
2022.04.19 芸能 -
WBCネトフリ独占で巨人選手が不参加か 読売新聞“怒りのボイコット”に現実味
2025.08.28 スポーツ