「下着も姉妹で共有」極貧だった森口博子がバラドルと“ガンダム御用達歌手”としてブレークするまで

小学2年生の頃、両親が離婚。4姉妹の末っ子として、6畳二間の風呂なしアパートで、母の手一つで育てられたという。
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「下着や衣服などは共有。夏は流しを使って体を洗っていたそうです」(芸能記者)
それでも、森口は超前向きで明るかった。
「姉妹の中で、一番のひょうきん者。モノマネをして、よく家族を笑わせていたそうです」(テレビ局関係者)
大先輩にタモリがいたという中学校を卒業し、芸能人予備軍のスクールメイツ入り。動機は「アイドル歌手になって(母親に)楽をさせてあげよう」と思ったからだ。
「松田聖子のバックで踊ったこともありましたが、オーディションは連敗続き。めげずに受けたNHK『勝ち抜き歌謡天国』で、やっと準優勝してスカウトされ、高校2年の2学期に上京したのです」(プロダクション関係者)
高校は堀越学園・芸能コースへ編入。
「同学年には荻野目洋子や、生涯の友となる井森美幸らがいました」(アイドルライター)
雄のロバを口説く企画で…
念願の歌手デビューを果たしたのは1985年。アニメ『機動戦士Zガンダム』の主題歌『水の星へ愛をこめて』だった。
「芸名の森口というのは、当時強かった女子プロゴルファーの森口祐子から。下の博子は、語呂の良さから決めたようです」(同)
しかし、歌手業はうまく軌道に乗らなかった。
「アニメファンにはウケても、その後は鳴かず飛ばず。堀越の同級生たちが多忙で休むのが羨ましく、仕事が入ったフリをして、よく早退届を出して最寄り駅の中野界隈で暇をつぶしていたようです」(前出・テレビ局関係者)
高校卒業を前に、ついに所属事務所から引退勧告を受けたが、「歌が売れるまで、どんなことでもやります」と懇願し、踏みとどまった。
「歌でダメならと、バラエティーに進出。雄のロバを口説く、真冬に滝行するなどの体を張ったロケを続け、存在感を示したのです」(レコード会社の関係者)
やがて、工藤静香のモノマネなどがウケ、井森、山瀬まみと“バラドル御三家”として人気を博すようになった。
「1992年からは『夢がMORI MORI』(フジテレビ系)の司会をお笑いタレントの森脇健児と務め、全盛期のレギュラー番組は12本に上りました。ちなみに同番組は、ブレークする前のSMAPもレギュラー出演していた伝説のバラエティーでした」(スポーツ紙記者)
34年ぶりの水着撮影
歌手としても息を吹き返し、1991年の映画『機動戦士ガンダムF91』の主題歌がヒット。『紅白歌合戦』(NHK)にも6年連続で出場した。
「近年も“ガンダム御用達歌手”として主題歌を歌い継いでいます」(音楽ライター)
そんな森口が、8月7日にアルバム『ANISON COVERS 2』(キングレコード)を発売した。
「キャッチフレーズは“大人のためのアニソンカバーアルバム”。ちびまる子ちゃんのオープニングテーマ『ゆめいっぱい』など、1980〜90年代のアニソンを中心に、全10曲をセレクトしています」(同)
今回のアルバムでは、ジャケットも話題になっている。56歳の森口が、ピンクとオレンジ色のレトロなビキニを着用していたからだ。
「ジャケットのテーマは『夏×レトロ』。通常盤のジャケットではビキニ姿で浮輪に乗って笑みを浮かべ、歌詞カードにはもっと過激な“袋とじ”カットが掲載されている。別の意味でアルバムが売れているというのも、よく分かります」(芸能ライター・小松立志氏)
実に34年ぶりの水着撮影だったそうで、日刊スポーツのインタビューでは、「若い男性スタッフの方々には申し訳ない気持ちにも。お母さんの水着を見せられている感じなのかな? なんて思った」と答えていた。
“ビキニ以上”のサプライズも?
宮崎美子が還暦ビキニを披露して話題になり、藤あや子や斉藤慶子も続いた際、「次の候補」として出版関係者が注目していたのが森口だった。
「1990年の写真集『WOW!』で大胆な“手ブラ”ポーズが話題になりました。この写真集は、後に数十万円のプレミア価格がついたほどです」(グラビア編集者)
森口も、自分の価値に気づいているようで、アルバムの特設サイトには、こんなコメントも。
「近年、グラビアや写真集のオファーもいただいていましたが、なかなか私のイタズラなボディがお応えできず(笑)。ここにきて、ようやく身体が仕上がって参りました。お早めにご賞味下さいね!」
K-POPのダンスやジムで体を絞ったという森口。来年のメモリアルイヤーに向けて、完熟写真集の実現も現実味を帯びてきた。
「いよいよ『勝負のときが来た』と自覚しているようです。“ビキニ姿以上のもの”が飛び出すのではないでしょうか」(前出・小松氏)
プライベートで浮いた話はほとんどなく、30年ほど前にザ・イエロー・モンキーの吉井和哉との熱愛が報じられた程度。「男より仕事を取った」というのが口癖だが…。
「事実婚の相手がいたとしても不思議じゃない。加賀まりこのように、後になってカミングアウトするかもしれませんよ」(前出・芸能記者)
メモリアルイヤーに、どんなサプライズを準備しているのか。しばらく森口博子から目が離せない。
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