10月期に放送される各局のドラマが出揃ったが、中でも注目を集めているのは、橋本環奈が主演を務めるNHKの連続テレビ小説『おむすび』だ。

ストーリーは、明るくたくましい平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決するというもの。いまいちつかみ所のない設定で、放送前から低視聴率が心配されている。

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朝ドラの取材も行っている、スポーツ紙記者が語る。

「正直、橋本が主演ということ以外に目玉がない朝ドラです。来年に控える今田美桜の『あんぱん』は、日本を代表する漫画家・やなせたかしさんがモデルのため、ストーリーが分かりやすく、二宮和也の出演も発表された。それに比べ、『おむすび』はストーリーもキャストも微妙で、NHKもあまり期待していないという話です」

橋本環奈が目黒蓮の二の舞に？

前評判の悪い『おむすび』だが、NHKは9月4日、新旧ヒロインによる恒例のバトンタッチセレモニーを実施。橋本は報道陣に朝ドラのハードな撮影スケジュールについて聞かれると、意外に平気だと笑顔で回答。撮影が月曜から金曜までで、土日休みなので予定が立てやすいとコメントした。

週休2日ならば安心だとファンは思うだろうが、なぜわざわざ橋本は内情を明かしたのか？

それには、『海のはじまり』（フジテレビ系）で主演を務めるSnow Man目黒蓮が、体調不良で一時的に活動を休止した騒動が関係しているといわれている。

「目黒さんの体調不良はさまざまな憶測を呼び、ドラマスタッフにバッシングが起きている。この騒動を見て、NHKは橋本さんに“週休2日”で余裕を持って撮影しているとコメントさせたようです。また、撮影は3月23日にクランクインしましたが、橋本さんが舞台『千と千尋の神隠し』に出演していた関係で遅れていると週刊新潮に報じられた。こういった報道を打ち消すためにも、順調に撮影が進んでいるとアピールしたかったのでは」（民放関係者）

『おむすび』は笑いと元気をもらえる作品だというだけに、ヒロインが過労で倒れては元も子もないだろう。