“牛角論争”に終わり見えず…ひろゆき、橋下徹、呂布カルマら続々参戦

橋下徹(C)週刊実話Web
大手焼肉チェーン・牛角の“女性半額キャンペーン”が波紋を広げ続けている。ネットでの大論争はとどまるところを知らず、様々な著名人が議論に参戦してきた。 

牛角は9月2日から12日までの期間限定にて、公式アプリ会員、月~木曜、事前予約限定にて、一部食べ放題コースの女性半額キャンペーンを開催。これが「男性差別だ」と批判を浴びると、反論も噴出して一大論争へと発展した。 

議論には著名人も参戦し、カンニング竹山はキャンペーン開始初日の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、「男性がこう、女性がこうっていうのは違うとは思います。今の時代」「『女だけ何で安いんだよ』って言ってる男に本音を言うと、『ケツの穴のちいせぇこと言ってんじゃねぇよ馬鹿野郎!』っていうのが本音です」と一喝している。 

2日後の番組でも、遠野なぎこが「絶対とは言いませんけど、圧倒的に女性の方が食べる量が少なかったりするわけだから、何をそんな小さいこと言ってるのよね」と一蹴。 

MCのふかわりょうも「『ちっちゃい』って矛先が男性全員に向けられると、私もちゃんと補足したくなる」「男性みんながこれに文句言ってるかというと、それは違う。この誤解が一番しんどい」と指摘した。 

牛角論争はいつまで続くのか 

ラッパーの呂布カルマも、3日にXで「牛角の女性優遇に文句垂れてる様な男はそもそも牛肉食う資格無いから野菜とお菓子だけ食っとけ」とバッサリ。男性差別だと叫ぶ人々を批判している。 

一方、弁護士の橋下徹氏は5日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にて、女性の方が食べる量が少ないというデータに基づいて実施を決めた牛角に「男女じゃなくて、食べる量でこれぐらいにしますよと。男であろうが女であろうがってやっていく時代にしないと」などと苦言を呈している。

インターネットディベイターのひろゆきも、早くから男性差別だとXで主張しており、5日には『アベプラ』(ABEMA)で東京大学のジェンダー論・瀬地山角教授と論戦を展開した。 

瀬地山氏は「単にこの程度の価格差は、訴訟を起こしたときに、受忍の限度に入るだろう」などと、裁判上の視点からコメント。一方でひろゆき氏は「値段にかかわらず、やってはいけないこと」と差別か否かの視点で反論している。 

放送後、ひろゆき氏はXに《焼き肉代2000円ぐらいの性別による差別は「受忍の限度」で受け入れるべき説。女性の月給が男性より2000円安くても「受忍の限度」だから受け入れるべきとなります》などと主張。賛否が寄せられたからか、動画は非公開となった。