「大地震が起きても『24時間テレビ』は放送する」日本テレビ幹部が本誌の直撃に開き直った

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日本テレビが社運を懸けたチャリティー番組『24時間テレビ』が、放送開始以来の危機に直面した。

「直撃こそ免れましたが、放送された8月31日、9月1日の両日とも台風10号の接近によって影響を受けたのです」(他局のスタッフ)

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しかし、日テレは予定通りチャリティーマラソンも実施した。

「当初は、やす子を応援する市民ランナーを募集し、一緒にマラソンを走る計画を立てていた。さすがに一般人のランナー参加は中止になり、やす子も31日は日産スタジアムの周回コースに変更。翌日に両国国技館に向けて走り出しました」(芸能ライター)

能登半島からの生中継も予定通り実施。幸い、事故もなく放送を終えたが、日テレ関係者は祈るような気持ちだったに違いない。

「放送前から、系列局局長の募金横領事件で存続が危ぶまれたほどで、まさに踏んだり蹴ったり。ここだけの話ですが、陰陽師の子孫を名乗る宮司のもとを訪ね、幹部らがお祓いをしてもらったそうです」(前出・他局のスタッフ)

CM契約料は10億円

仮に台風10号が首都を直撃していても、放送は強行されただろう。CM契約料が10億円は下らないからだ。

ただ、「これだけシラケた『24時間テレビ』は初めてだ」と芸能プロ関係者も驚きを隠さない。

「毎回、バカ売れするはずのチャリティーTシャツが今年度は全く売れなかったそうです。実は、芸能プロ関係者には無料で配っていたんですが、誰も着用してくれなかったようですね」

今年の総括を日テレ幹部に直撃すると、こんな答えが返ってきた。

「仮に大地震が起きたとしても、そのまま報道特番と相乗りで『24時間テレビ』は放送する」

“愛は地球を救う”と言い続けてきた日テレだが、『24時間テレビ』のCM料が同局を救っているようだ。