『光る君へ』紫式部(吉高由里子)がリモートワークを強行! 勤務開始から8日目で上司に直談判「現代の企業みたい」

吉高由里子 (C)週刊実話Web
9月1日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』第32話で、主人公のまひろ(のちの紫式部/吉高由里子)がリモートワークを強行突破した姿が話題になっている。

藤原道長(柄本佑)の頼みで、まひろは道長の娘で中宮の彰子(見上愛)に仕えることになった。帝のために「源氏物語」を書こうとするも、彰子の世話でなかなか集中できず、筆が進まない。

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そこでまひろは、道長に「ここでは落ち着いて物語を書くことは出来ませぬ。里に戻って書きとうございます」と直談判。道長からは「ならぬ」と反対されるが、必ず続きを書いて持ってくると約束し、勤め始めてから8日後に里帰りしてしまうのだった。 

紫式部が出社勤務に耐えられず在宅勤務へ

「彰子を世話する女房は、彰子と同じくらい高貴な生まれの姫ばかり。まひろが仕えることは、いわばフリーターが大企業に中途採用されたようなレベル。入るだけでも難しいのに、8日でリモートワークを導入したいと社長に直談判し、反対されても強行した。悪く言えば、世間知らずですよ」(ドラマライター) 

そんなまひろの行動力に、視聴者からは《紫式部、24時間出社勤務に耐えられず在宅勤務へ》《現代の企業みたい》《女房としては平安初?の在宅勤務だよねコレ》などと、反響が続出。現代におけるリモートワークの先駆けだと言われている。 

「道長がまひろの里帰りを許したのは、道長は『源氏物語』にすがるしか出来ないから。帝は亡くなった中宮・定子(高畑充希)にいまだ思いを寄せており、彰子へのお渡りは少ない。そこで、面白い物語を彰子の女房が書いている、続きが気になるなら彰子の元へ行かなくてはいけないと、『源氏物語』を“エサ”にしてお渡りをさせようと企んでいるのです。この作戦が功を奏すかどうかは、誰もが知るところですね」(同) 

道長という大企業の社長ですらも無下には出来ない、まひろの才が羨ましいものである。