過激な大谷翔平ファンは現地にも…デッドボールを与えた投手に殺害予告 SNSに並ぶ悍ましい誹謗中傷の数々
2024.09.01
スポーツ

日本時間8月26日、ドジャースはタンパベイ・レイズと対戦し、大谷は1番DHで先発出場。8回裏、3番手として登板したレイズのリチャード・ラブレディ投手から左手首に死球を受け、顔をゆがめて手首を押さえながら一塁へと向かった。
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球場にはブーイングが響き渡り、これに動揺したのか、ラブレディ投手は続くベッツに初球で勝ち越しの2ランホームランを被弾。敗戦投手となってしまった。
動揺は続いたのか、その後、6番のマンシーにも死球を与えてしまう。今シーズン、ここまで与死球ゼロだったピッチャーが、1イニングに2回も与える結果となってしまった。
だが、災難はその後が本番だった。大谷選手はナ・リーグHRトップ、打点は2位とチーム1の主力なため、試合後、ラブレディ投手のSNSには誹謗中傷が殺到。なんと本人や家族への殺害予告、生後半年の子どもへの誘拐予告まで相次ぎ、ラブレディ投手はXアカウントの削除に追い込まれた。
日本時間8月29日には、妻のマディー氏がインスタグラムのストーリーズで「どうかやめてください。あなたは携帯電話やコンピューターの後ろに隠れることができますが、私の夫がやっていることは100万人に1人のこと」など、誹謗中傷をやめるように呼びかけている。
過激な野球ファンが相手投手を誹謗中傷
彼に対する心無い声には、日本語でも目立つ。
しかし、より多いのは英語による誹謗中傷で《リチャード・ラブレディ 出て行け、この負け犬》《リチャード・ラブレディの生年月日と地図、自宅の住所を教えろ》《リチャード・ラヴレディをチームから外せ》《リチャード・ラブレディ、くたばれ。ノーコンなら投げるな》など、おぞましい言葉が確認できる。
「X社はツイッター時代から『透明性に関する最新の報告書』を公表しており、最新版である2021年7月~12月によると、全世界で情報開示請求された非政府系機関、つまり一般のアカウント件数はインドがトップ。以下、フランス、アメリカと続き、日本は4位です。国別ユーザー数はアメリカが首位で7690万人、2位は日本で5895万人ですが、イーロン・マスクは昨年、日本ユーザーについて『1人当たりの使用量だと米国の約3倍』とも述べている。つまり、Xに限った話だと、投稿数に対する開示件数はアメリカの方が多く、日本より誹謗中傷が多いという見方もできます」(ITジャーナリスト)
日本でも、SNSによる誹謗中傷は社会的なテーマとなっている。ネット上ではタレントへの殺害予告が頻発し、パリ五輪ではアスリートへの誹謗中傷に対し、IOCが件数公表や声明を出すにまで至った。
世界中の人々を繋ぐと思われていたはずのSNSだが、現在は分断を招くツールになっているようだ。
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