9月12日に告示、27日に投開票が行われる自民党総裁選で、小泉進次郎元環境相の快進撃が始まっている。

小泉氏は、各メディアの世論調査で、次の自民党総裁に誰がふさわしいかという質問において高い数値を獲得。“将来の総裁候補”といわれてきたが、早くも現実のものとなるかもしれない。

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「小泉氏は9月6日に記者会見を開き、立候補を表明する予定。国民人気が高いこと、菅義偉前首相が支持する見通しであることを踏まえると、総裁になる可能性は十分ある。岸田文雄首相の国民からの評価が低いだけに、もしも小泉氏が総裁になれば、かなりの盛り上がりになりますよ」（民放関係者）

小泉進次郎氏と櫻井翔の対談再び？

4代続く政治家一家の小泉氏。小泉純一郎元首相を父に持ち、兄は俳優の小泉孝太郎、妻はフリーアナウンサーの滝川クリステルという華麗なる一族だ。

熱のこもった“名言”で世間をザワつかせることも多いだけに、もし“小泉総裁”が誕生したら、テレビ各局は視聴率確保のため、どこよりも先に自局の番組へ出演させたいところ。

現状では、もっとも影響力のあるNHKに一番初めに出演するだろうといわれているが、そこに日本テレビが割り込んでくるかもしれないという。

なぜ、日本テレビが他の民放各局より優位なのか？ 内情を、キー局の編成担当者が明かす。

「キャスターとしても活動する嵐・櫻井翔さんの存在が大きい。小泉氏と櫻井さんは、過去に選挙特番などで何度か対面。2019年放送の『news zero』拡大版では、同学年対談も実現しました。この企画が大きな反響を呼んで、小泉氏も大喜びしていたとか。小泉氏が総裁となれば、日本テレビは櫻井さんとの対談をオファーするでしょうし、国民にアピールするために小泉氏も快諾するはず。NHKに出演して硬いインタビューを受けるより、櫻井さんと対談したほうがよほど話題になりますからね」

放送中の金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』（TBS系）では、小泉氏を彷彿とさせるような若き政治家を演じている櫻井。対談する準備はバッチリといったところか。