テレビ東京の退社ラッシュが止まらない! 池谷実悠アナで今年4人目…過去4年では13人の異常事態 背景にある“泥沼人間関係”

テレビ東京 (C)週刊実話Web
ここ最近、テレビ東京に異変が起こっている。退職者が止まらず、会社としての価値を問われている状態だ。

8月27日、池谷実悠アナウンサーが、9月いっぱいでの退社を報告した。池谷アナの入社は2019年のため、わずか5年の在籍で局を去る。

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テレ東のアナウンサーが退社するのは、今年に入って早くも4人目。3月に福田典子アナ、6月に須黒清華アナと松丸友紀アナが去り、退社ドミノが止まらない。 

さらに近年では、20年2月に鷲見玲奈、3月に田口尚平、12月に森田京之介が退社。21年5月に森本智子、6月に秋元玲奈、22年6月に西野志海、7月に原田修佑、23年4月に森香澄、6月に野沢春日と、実に4年で13人が退社している。 

認可事業であるテレビ局、しかも花形のアナウンサーで、これだけ短期間に退社が相次ぐのは異常事態と言っていいだろう。テレ東で一体何が起こっているのか。

「大前提としてテレビ業界全体が斜陽産業であり、今後は衰退の一途を辿ることが目に見えている。また、鷲見や森など、退社アナがグラビアやタレントとして成功を収めていることも大きい。全盛期の鷲見も現在の森も、テレビで見ない日はないほど引っ張りだこですし、給料固定の局アナにしがみつく理由がないんです」(キー局関係者) 

流出音声で発覚したテレ東内の空気

さらにアナウンサーを退社へ傾かせるのが、テレ東内部の居心地の悪さだという。特に女子アナに関しては、イジメにも近い、想像を絶する泥沼関係が明らかになっており…。 

「2020年9月、当時のツイッターに暴露アカウントが現れ、“若手女子アナMとI”の会話盗聴データが流出しました。収められていたのは『私は結婚して、適当な事務所入って土日だけ働くつもり。そのためにテレ東で実績を作ろうと思ってる』『絶対誰も長く働く気ないし』といった本音の数々。これは当時テレ東だった森と池谷と言われており、2人は局内で謝罪したと報じられています」(フリーの週刊誌記者) 

「実績を作ろうと思ってる」は森の発言、「長く働く気ない」は池谷の発言だとされ、その後の独立を見ると有言実行している。 

この流出ではさらに、テレ東内のギスギス・ドロドロとした人間関係を示す発言も多数含まれていた。 

「流出音声では『私、今日超汚いスタッフさんとご飯だわ』『お前の感情押し付けてんじゃねーよ』といった男性スタッフへの影口のほか、励ましを送ってくれた先輩アナへの悪口も大量でした。森は鷲見、福田、西野に『あなたとは違うから、一緒にすんなって』とへ告げんすると、鷲見が体で仕事を獲っているかのような爆弾も投下。池谷はこれに『てかマジあいつさぁ、終わったくない?』『アナウンス部の仕事舐め腐ってんじゃん』と共感するなど、陰湿な実態が晒されています」(同) 

テレ東といえば先日、40代の男性プロデューサーがタレント志望の20代女性を呼び出し、体を無理やり触りながらキスをするという不同意わいせつ事件で書類送検された。 

プロデューサーがタレントの卵に手を出すとは、典型的な権力関係を利用した性犯罪であり、卑劣というほかないが、テレ東はプロデューサーの実名を報じていない。 

自社の不祥事もきちんと報じられないようでは、報道機関の名がすたるというものだが、これも貧すれば鈍すると言えるかもしれない。今後も退社ラッシュは止まらないのだろうか。