月9“ワースト視聴率”更新の気配…? 秋ドラマ『嘘解きレトリック』のキャスティングに原作ファンからブーイング

鈴鹿央士 (C)週刊実話Web
10月7日スタートの月9ドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)が、早くもコケそうな気配だ。

累計100万部の同名コミックを、大ヒットドラマ『ガリレオ』シリーズのスタッフが実写化。昭和初期を舞台にした“レトロミステリー”で、鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める。

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「鈴鹿さんが演じるのは、借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬。家賃も払えないほど貧乏ですが、推理とハッタリは一流です。松本さんは、人のウソを聞き分ける能力を持った探偵助手・浦部鹿乃子役。実力派の2人だけにどんな演技を見せてくれるのか楽しみです」(芸能ライター)

ところが、今回の実写化に原作ファンからは大ブーイングがあがっているのだ。

「キャストと原作キャラのイメージが違いすぎるのが原因。松本さんは27歳ですが、作中で鹿乃子は16歳。鈴鹿さんは24歳ですが、左右馬は鹿乃子より年上の落ち着いた大人という設定です。年齢だけでなくビジュアル面でも、鈴鹿さんはかわいらしい雰囲気、松本さんはアラサーということもあり、《役柄的にミスマッチ》《コレジャナイ感すごい》と不評が飛び交っている状況です」(同)

『嘘解きレトリック』はヒットするのか…

近年、視聴率低迷が続いているフジの月9枠。現在、放送中のSnow Man目黒蓮主演『海のはじまり』も、第1・2話こそ8%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったものの、それ以降は6~7%をうろうろしている。

「言わずと知れたフジの月9枠は1990~2000年代に『あすなろ白書』や『ロングバケーション』『ビーチボーイズ』など、社会現象ともいえる大ヒットドラマを生み出してきた。視聴率30%超えを連発していましたが、今は見る影もなく、“月9歴代ワースト視聴率”を叩き出した2023年10月期の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』は、全話平均5.3%でした。次シーズンこそ盛り返せればいいのですが、このままだと厳しそうですね」(同)

ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作改変が問題になってからも、漫画実写化作品は続々と制作されている。出だしからズッコケた感のある『嘘解きレトリック』だが、原作ファンに受け入れられるだろうか。