36歳・佐々木希の“おばさん構文”に若者ドン引き? 読点と絵文字だらけの流出LINEに「おかんと似てる」

佐々木希 (C)週刊実話Web
どんな美女でも年齢には抗えないのか…。流出LINEの文章をめぐって、佐々木希が話題を集めている。

佐々木は8月20日の文春オンラインにて、ジュエリー職人との金銭トラブルが報じられた。記事によると、彼女は過去に指輪製作を依頼したジュエリー職人に、ピアスをオーダーメイド。職人は「将来、子どもに渡すものだから予算はいくらでもいい」と言われたらしく、他の客の注文を断り、佐々木のオーダーに専念したという。

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代金はおよそ40万円かかったとのことだが、期限になっても佐々木は入金せず、ジュエリー職人は自身のインスタグラムでスクリーンショットを公開。佐々木は「ごめん、今日は、バタバタで出来ずでした」と汗の絵文字つきで言い訳すると、「仕事とかで、時間なくて、来週チャレンジします!」と続けた。

LINEでは他にも「私が、全部悪いです」「甘えすぎていて本当にごめん 素敵なデザインまでしていただいてたのに…」といった文章が綴られている。いずれも共通するのは読点(、)と汗や親指を立てる絵文字を多用していることだ。そして、この特徴的な文章づかいは、トラブル以上に注目されることとなる。 

SNSには、《佐々木希のLINEがおばさん構文なことに驚いてる》《50代のLINEに見えました》《うちのおかんのLINEとあまりにも似てるわ》《佐々木希こんなおばさん構文なLINEするのか…》など、佐々木のLINEが“おばさん構文”だと指摘されているのだ。

「ここ数年、TVやSNSで“おじさん構文”が揶揄されていますが、“おばさん構文”も存在します。共通する特徴は、絵文字・顔文字・記号を多用、読点が異様に多いというもの。佐々木も36歳のアラフォーですから、どんなに若々しくとも、内面から年齢が出てしまったということでしょう」(元新聞記者)

若者からウザがられる“おばさん構文”使いだった佐々木希

この「おじさん・おばさん構文」に関する話題は、SNSに触れている人だったら一度は目にしたことがあるだろう。しかしこの構文、若者の間ではすこぶる評判が悪く、とてつもなく嫌われる要素になっている。 

「当事者世代からは『エイジハラスメント』『おじさん・おばさんならではの言動を笑いの対象にするな』と反論が上がっていますが、若者はこうした文章づかいに嫌悪感を抱いています。SNSにはスクリーンショットとともにあざ笑う“晒し行為”が横行していますし、検索ワードにも『きもい』『うざい』などと平然と並ぶ有様です」(文化研究家) 

こうした意識のギャップには、電子コミュニケーションの変遷や文化的差異が影響していると言われている。 

「ガラケーの時代、コミュニケーションはメールが主で、デコ文字や絵文字で派手に見せる文化が流行りました。既読機能がないので返信に時間をかけ、レスポンスの早さよりも内容が重視されたのです。おじさん・おばさんが読点を使った長文や絵文字を多用するのは、自身が若者だった頃の文化の影響でしょう。一方、LINEやインスタグラムでコミュニケーションをとる今の若者は、既読機能があって即レスが主流。一度にまとめるより、細切れでもいいから早く返信することが求められ、必然的に絵文字や読点も使わない簡素なやりとりになっていきました」(同) 

一方、こうした構文は相手を思ったものという反論も…。 

「教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏は、おばさん構文についてYahoo!オリジナルニュースで『自分の気持ちを一生懸命伝えつつ、相手の心へ飛び込もうとしている表現』『おばさん構文の基本は、相手への気遣いなんです』『私は、おばさん構文のコミュニケーション能力は抜群だと思っています。安心感で、相手の心と繋がっていくことができますから』などと分析しています。つまり、単に若い人の感覚に合わないというだけで、別に批判されるような文章ではないんですよ」(同) 

告発記事では、佐々木が最後まで入金しなかったため、職人側がキャンセル料を加えた66万円を請求したと報じられている。 

一方、佐々木の代理人は、職人側が豹変したとして、「連絡内容に強い恐怖を覚えた」として警察に相談していると回答しており、トラブルは泥沼の様相だ。 

今回のトラブルで佐々木のイメージダウンは避けられないはずだったが、LINEの文面で話題がそれたことは、彼女にとって幸運だったといえるだろう。 若者からは疎まれる「おじさん・おばさん構文」も、ときには身を救うということか。