松本人志裁判“もう1人の告発女性”がトーンダウン「性的強要」法廷バトルにも暗雲

松本人志 (C)週刊実話Web
ダウンタウンの松本人志(60)が、飲み会で女性に性的強要をしたと報じた週刊文春側に対する名誉毀損の損害賠償を求めた第3回公判は、8月14日に開かれる予定だった。

しかし、前日の13日になって弁論準備手続き(第2回)が延期されたのだ。

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「告発者の1人であるA子さんは、3月28日の第1回公判前に『裁判になったとしたら証言台で自分の身に起きたことを証言したいと考えています』という内容の手記を文春に寄せた。松本サイドは裁判で文春側にA子さん、B子さんの人定を求めたが、文春側は応じなかった」(芸能ライター)

ところが、ネット上では告発した2人の女性を特定し、名前と年齢などが晒される事態に。

「松本サイドも、A子さんとB子さんに関する情報を掴んではいたが、万が一にも間違いだったら2次被害が起きる恐れがあるとして、裁判での情報開示を求めていたわけです」(同)

そんな中、松本サイドが調査会社に依頼し、A子さんを尾行。週刊文春(7月18日号)では、これを“出廷妨害”として報じた。

「A子さんは尾行された恐怖と怒りについて、文春誌上で語り、証人として出廷する意思を固めたようです。不思議なのは、もう1人の告発者であるB子さんの声が全く聞こえて来ないこと。松本の代理人弁護士は、A子さんと同様、B子さんも調査対象にしたとしているのに、文春側はB子さんについては言及していないんです」(お笑い関係者)

「私はA子さんに騙された」

では、裁判の争点になってくるであろう、もう1人の告発者であるB子さんはどうしているのか。

「B子さんは、松本所属の吉本興業とライバル関係にある大手芸能プロに所属している。B子さんは、事務所幹部に『私はA子さんに騙された』という趣旨の説明をし、A子さんとの関係を断ったようです」(同)

B子さんの事務所は、彼女の将来を考えてスルーする方針のようだ。

「松本サイドも、B子さんは『A子さんに巻き込まれた』という判断をしており、彼女については触れないつもりのようです」(同)

吉本関係者の話。

「当初、裁判は今年中に目途がつくと予想していましたが、弁論準備手続きの延期で越年する可能性が高くなった。松本の復帰へのモチベーションが下がらないか心配です」

裁判延期で法廷バトルの出口は見えなくなった。