今年の『24時間テレビ』はTOBE所属タレント祭りになる!? 旧ジャニーズとの関係悪化で日テレが“報復”

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蜜月関係にあった日本テレビと旧ジャニーズ事務所の関係に亀裂が生じている。

発端は、今年度の『24時間テレビ47』に対し、旧ジャニーズ側が若手人気アイドルグループの出演を固辞したことだった。

「日テレにしたら『24時間テレビ』は100億円近い売り上げがある大事な番組。来年以降も継続するためには視聴率を取ること。世帯視聴率10%がボーダーになる」(テレビ局関係者)

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視聴率を取るため、日テレは旧ジャニーズのアイドルグループを『24時間テレビ』に出演させたかったという。しかし、ギリギリまで続けていた出演交渉が決裂したのだ。

「まさに関係が決裂したと言ってもいい。結果的に旧ジャニーズのタレントは嵐の相葉雅紀のみ。正直、『ふざけるな』と言った感じですね」(事情通)

Number_iの平野紫耀をレギュラー番組で起用

日テレ関係者らが激怒するのも無理はない話。世間を騒がせた性加害事件が発覚した際、多くのテレビ局が露骨に距離を置く中、日テレだけが、これまで通り付き合いを続けていたからだ。

最終的に手のひら返しを喰らってしまった日テレの意趣返しが、特別番組『3people 1minute』(7月23日OA)のレギュラー番組化だった。

番組のMCは元King&Princeメンバーで、現在はNumber_iとして活躍する平野紫耀が渡辺直美と共に抜擢されていた。

「番組は3人以内で歌、ダンス、マジック、アートから一発芸までを1分以内にパフォーマンス披露する。優勝賞金は300万円。世界に通用するNo.1パフォーマーを輩出しようという新種のオーデション番組です。世帯視聴率は微妙な数字だったが、コア視聴率が良かったからか、突如8月にレギュラー化が決定したんです」(芸能プロ関係者)

日テレの対応に、業界関係者の多くが驚いたという。

「平野は、滝沢秀明氏が立ち上げた旧ジャニーズのライバル会社TOBEに所属している。日テレはTOBEに乗り換えたことを意味するからです」(芸能記者)

さらに、今年度の『24時間テレビ』には、こんな話も浮上しているそうだ。

「TOBE所属のアイドルがサプライズ参加するというんです。旧ジャニーズが頼りにならない以上、仕方がないという判断です」(同)

キャスティングに愛なし。