和田アキ子の炎上でパンサー向井が窮地? 北口榛花選手への“トド発言”謝罪でハシゴを外される形に

和田アキ子 (C)週刊実話Web
パリ五輪金メダリスト・北口榛花選手に対する揶揄で炎上した和田アキ子が、テレビで発言を謝罪した。

ことの発端は8月11日生放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)。北口選手が休憩中にグラウンドでうつ伏せになってカステラを食べている映像に、和田は「トドみたいに横たわってる。かわいい」とコメント。「かわいい」とは言ったものの、失礼だとして批判が相次ぎ、炎上した。

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和田は17日オンエアのラジオ『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で「北口榛花選手と関係者のみなさんに本当に不適切な発言をしてしまって、不快な思いをさせたと思うんで、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。 

翌日放送の『アッコにおまかせ!』でも、冒頭で「ここで私ごとですが、少し時間をいただきたいと思います」と切り出し、「先週の放送で、陸上女子やり投げの北口榛花選手に対して、動物に例えるという不適切な発言をしてしまいました。お詫びします」と頭を下げた。 

さらに彼女は目を潤ませながら「私自身は彼女のことが大好きで、日本で活躍している時も本当に応援しておりました」などと説明。悪意はなかったことを重ねて強調し、「それが先週、彼女が寝そべっている姿を見た時に『かわいい』『わっ! かわいい』と思った瞬間に出た言葉が動物に例える言葉だったので、リスペクトが足らなかったと思います」「北口榛花選手、並びに関係者のみなさま似心からお詫びしたいと思います」と再び頭を下げた。 

当事者が発言の場となった番組で謝罪したことで、今回の騒動は一件落着となったことだろう。 

しかし外野では、和田の謝罪によって面目を潰された者が出てしまった。発言を擁護したお笑いトリオ『パンサー』の向井慧だ。 

和田アキ子を擁護も…本人が不適切と認めて孤立無援に 

向井は和田の問題発言から2日後の13日、冠ラジオ番組『チュウモリ「#むかいの喋り方」』(CBCラジオ)で、「ダメだなって言うのも、もちろんめちゃくちゃ分かるんですけど」とした上で、「じゃあ、例えばアッコさんがめっちゃトド好きだったらどうですか?」「本当にトドを可愛いという捉え方をしていたとしたら」などと指摘。 

続けて「例えば、さかなクンが『魚の◯◯みたいですね』って言ったら、こうなってるのかなとか。例えば(和田の喩えが)『アザラシのゴマちゃんみたいでかわいいな』だったらどうだったんだろうとか」「ここら辺の細かいニュアンスを、生放送で取捨選択をもちろんしなきゃいけないんでしょうけど…いや、これで炎上するんだったら『もうこういう仕事だよな』という感じはやっぱりするよね」などの思いを口にしていた。 

しかしこの発言には、《世間一般の認識の問題。褒め言葉で使うことはない》《それ通るなら誹謗中傷した後「いい意味で」つけたらセーフになる》《俺は豚が好きなんだけど豚みたいって言っていい?》《言葉って自分の意図よりも聞き手にどう伝わるかだよね》など、反論が噴出。火中の栗を拾いに行ったことで、向井も炎上してしまった。

そして今回、和田はトド発言を謝罪し、向井の言うような「本当にトドを可愛いという捉え方をして」いないことを認めてしまった。 これにより、向井の擁護も的外れで不適切になってしまい、庇ったことが裏目に出たのだ。 

和田の謝罪を受けて《第三者が自分の株を上げるためだけの擁護はかえって火に油を注ぐって理解しようよ》《憶測で援護していた人はどうするのかな?》など、向井への苦言も相次いでいる。 

せっかく擁護したのに梯子を外される結果になるとは、向井も「アッコには任せられない」と不満なことだろう。