松たか子「レコード会社移籍」の裏に“妻子持ちの男”の影【週刊実話お宝記事発掘 平成12年6月15日号掲載】

松たか子 (C)週刊実話Web
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【平成12年6月15日号掲載『ワイド愛憎まみれの男女』年齢・肩書等は当時のまま(一部表現を訂正した箇所があります)】

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松たか子(22)が1年半ぶりのアルバム『いつか、桜の雨に…』をリリースした。同アルバムの発売元はポリドール。松ファンなら「アレッ?」と思うだろう。昨年まで彼女は、BMGジャパンに所属。いつの間にか移籍していたということになる。

ある音楽ライターが解説する。

「昨年末に移籍したようですね。前会社のBMGとはだいぶゴタゴタがあって、大モメのまま飛び出した、というのが真相と言われています」

BMGは邦楽系では名門中の名門。常識的に考えるならば移籍する理由もなかったはず。つまり、それほど“大モメ”の原因がすさまじかったというわけだ。あるレコード会社関係者が声を潜める。

「既に一部マスコミなどにも報じられていますが、まずひとつは担当ディレクターの男性とかなり深い仲になり、彼は結局クビ処分なっている。その背景にあったのは、相手が既婚者だったということ。これに松の母親が激怒して会社にクビ切りを要求したとされます」

さらに“松ママ”から怒りを買うハメに

もっとも、男性を処分したことによってコトは一件落着とはいかなかったようだ。この事件は尾を引き、松の母親をさらに怒らせる事態へと発展していく。前出・レコード会社関係者が続ける。

「とにかく松の母親は“松恐怖ママ”と呼ばれるほど、子供のことにはうるさく、すぐに怒鳴り込むことで有名。クビにした男性がBMGの圧力で音楽界から消えることを望んでいたのに、その男性は別のレコード会社に就職していたことも判明。しかも松問題まで続々と漏えい。これがさらにママの怒りを買った」

こうしたギクシャクした関係は、ついにはコトを末期的にしていったという。母親のあまりの剣幕に、当然ながらBMGサイドも松に対し、および腰。

「なにしろ松の担当になったら、母親に何を言われるか分からない。担当者としては戦々恐々ですよ。今回1年半ぶりにアルバムを出したことで分かるように、母親は『こんな不誠実な会社はない』と捨てゼリフを吐いて出て行ったそうですから。BMGも移籍してもらってせいせいしたんじゃないか」(前出・ライター)

なんともキナ臭い話だ。