広末涼子も精神的に追い込まれた! アイドルVSファンの「盗撮」壮絶バトル【週刊実話お宝記事発掘 平成12年3月16日号掲載】

広末涼子 (C)週刊実話Web
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【平成12年3月16日号掲載『芸能界メンツをかけた壮絶バトル』年齢・肩書等は当時のまま(一部表現を訂正した箇所があります)】

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2月上旬、「モーニング娘。」が悪質ストーカー被害に遭っていたことが判明した。

暴走を続けるファンたちのアイドルに対するストーカー行為はどう変わってきているのか。

元カメラ小僧のMさん(29)が、その手口を明かす。

「彼らはあらゆる手段を駆使して、モーニング娘。のメンバーの自宅住所を割り出し、張り込むわけです。ワゴン車で乗りつけ、車内から撮影することが多いようですね。仕事が終わって、帰宅してきた私服姿のメンバーを隠し撮りする。あるいは、テレビ局で収録がある日に局付近で待ち伏せるなんてのは朝飯前。その写真をアイドル投稿誌に高額で売りつけるんです」

ファンというより、プロの“パパラッチ”と呼んだ方がしっくりくる。

アイドル誌の記者が言う。

「王道は尾行。それで住所を割り出すというやり方なんですけど、それだけでは飽き足らず、盗聴しているパパラッチもいるようです。だって、アイドルのデート現場など、事前に知らないと撮れるはずがないツーショットがたまに写真誌に掲載されていますからね」

「ゴミを出すときは注意しろ」

では、数人のチームを編成して盗撮を繰り返す彼らに対して、モーニング娘。サイドはどんな対応を取っているのだろうか。

「以前、仕事中のモー娘を狙って、パパラッチたちが隠し撮りしてたところを見つかって、事務所側とモメたことがあったんです。『勝手に撮るな』『撮らせろ』の押し問答で、パパラッチたちは一歩も引かなかったみたいです。モー娘のマネジャーのWさんは、昔はかなりヤンチャなこともしてたみたいだから(笑)、それなりの対応をしてくると思いますよ。実際、警察に相談してるくらいですから」(前出・Mさん)

引っ越し・新入学シーズンを控え、アイドルの中には親との同居を“卒業”して独り暮らしを始めるケースもある。パパラッチにとっては、今が書き入れ時でもあるわけだ。

「狙った相手の自宅近くにマンションを借りて、24時間態勢で監視する連中までいる。一時期、横浜に住む叔母の自宅に居候してた広末涼子なんて、ノイローゼ寸前まで追い込まれていましたからね」(スポーツ紙記者)

こんな“なんでもありの無法状態”に、アイドルを抱える事務所サイドも困り果てている様子だ。

「ある清純派アイドルAも、現在ストーカーに付きまとわれてるらしく、事務所サイドは『ゴミを出すときは注意しろ』とか、『通学のときは毎日、交通手段や歩くコースを変えろ』なんて指示を出しています」(週刊誌記者)

人気アイドルたちは枕を高くして眠れない日が続く。